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ポットプラントとは何か?園芸家山口まりさんは、「小さな輪の鉢植え」(学習研究社)の中で、「たくさんの情報にふりまわされて生活していると、自然の営みがあり、季節が変化していることをつい忘れてしまいます。」と述べている。
筆者が暮らしている倉敷市(岡山県)においても、近年田んぼ(農地)が急激に宅地化されて、かつてのふるさと、田園風景は無くなってしまった。一方で住宅はコンパクトな工場生産で、一見快適な暮らしのように見えるが、周りには自然が無い。
倉敷地域では、かつて普通に見られたアクラという名の木は正式にはクロガネモチと言い、バベは同じくウバメガシである。とにかく、どこでもいいから1ページを開いて読んでほしい。すると、アクラやバベの写真があり、木の説明がある、つまり写真で見る本で、新しい小さな鉢植えの入門書ができたのではないか?と考えている。
盆栽や他の鉢植え或いは華道(いけばな)の作品と比較すると、品格や山水ではなく、また華道のような鑑賞のルールや文化性も残念ながら無い。山口まりさんは今、現代人が必要としているのは、「やすらぎの空間」で、それが誰でも容易に作れる植物の鉢植えであると言う。筆者はアクラのそれを「コンパニオン」と呼ぶことにした。
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