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Posted by ブクログ 2009年10月04日
この本は特定多数の人に向けて書かれている批判の書だ。その矛先は都市工学や建築工学といった「理系的」にまちづくりに関わっている人たちに向けられている。
要約するとこうだ、理系的に関わっている人は地域性や人の繋がりを絶対視して反論を受け付けない。何かあれば楽観的なコミュニティ論を持ち出してきて「住人...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月28日
コミュニティからガバナンスへ。
居住者の同意に基づく共同性から公共性へ。
三島由紀夫の提言「民主主義の美名のもとに人間の生き方や国の政策に関する意志決定を自分で行おうとせず、個人と社会と国家のとりあえずの目的を経済成長のみに置き、精神の空虚を物質的繁栄で糊塗する態度」
家族を中心とした儒教の教え「...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月23日
本書は建築専門家や自治体などが、ともすれば安易に唱和する、近隣の相互交流としての「コミュニティ」を批判し、「現代社会という一生涯出会うことのない多くの他者と築くべき共同性」を提唱する。
確かにコミュニティさえしっかりしておれば何とかなる、といった精神主義的な議論が散見されることは事実だし、時には建築...続きを読む
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