セルフメディケーションのためのくすりの話

那須正夫

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くすりの基本的な知識から、日焼け止めや虫よけ、サプリとの付き合い方など。印籠の中身や漱石の飲んだくすり、チョコやお茶のカフェインなど、くすりを生活と文化から紹介します。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 医学
• 出版社: 大阪大学出版会
• 掲載誌・レーベル: 阪大リーブル
• ページ数: 101ページ
• 電子版発売日: 2013年11月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

毎日新聞に連載されていた記事を加筆修正してまとめ、書籍化した作品です。
漢方や薬（西洋医学）について、身近で手ごろに購入できる薬の利用についてやそのそもの製薬業界の事情まで、手広い話題を網羅しています。
ただ、原則としては「用法容量を守って服用しましょう」ということや「薬の成分や作用について理解することが必要で、困ったら専門家に相談しましょう／個人輸入などは危険だし自己責任です」という説教じみた論が多かったことや、文章が固めで（新聞連載で1話の文章量は多くなく、内容的にもエッセイ風であるのに）読みづらさを感じたことなどはマイナス点だったと思います。