少年伯爵は月影に慕う

流星香

「わたしに必要なのは、お前だ!」自らが守るべき者たちを救うため、求血鬼となった勝ち気な美少年伯爵・ベルナルド。「必ず、みつけてやる」ベルナルドと〈対〉の給血鬼となった凄腕の軍人レオニール。考古学者の足取りを追う彼らだったが、ベルナルドの忠実なる執事・セルバンティスに異変が起きて!? 主のためにレオニールとセルバンティスの取った行動とは――!! 最強主従コンビが贈るヴァンパイヤ・ファンタジー第4弾!!

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / 角川ビーンズ文庫
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川ビーンズ文庫
• シリーズ: 少年伯爵シリーズ
• 電子版発売日: 2014年02月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

いつも勝気な伯爵様の弱った姿が見れました（笑
ランディさんの特技にはびっくりです。曲者ぞろいですね、伯爵家。
セルバンさんの尽くし方はすごい。物語の途中で、セルバンさんは唯一の主人を見つけた、みたいなことが書いてある部分があるのだけど、その部分がなんともしっくりした。伯爵様はレオンとも依存関係だけど、セルバンとも依存関係にある。それが歪に見えないのは、伯爵様、レオン、セルバンがそれぞれに強いからだよねぇ、と読み終わって思った。
自分的にすごく微笑ましかったのは、ハニーデュークに訴える伯爵様とそれを援護するマギさん、オーサさん。いやぁ、ほんと微笑ましい。好きだなぁ。この感じ。