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居合の演武中、刀に雷が落ちて気を失った琳太郎。ふと気がつくと、見慣れぬ服装の男たちに周囲を囲まれていた! わけがわからず洞窟に逃げた琳太郎は、身を守るために石に突き刺さっていた剣を抜き放つ。琳太郎に対峙した男はそれを見て驚愕し目を見開いた。「それは王妃の剣。抜いた者は私の妃になる運命だ」――! 拒否権はない、と傲慢に迫ってくるその男・沁王から必至に逃れようとする琳太郎だが……!?
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Posted by ブクログ
居合いの演武中、突然、刀に雷が落ちて気を失った琳太郎。 ふと気がつくと、見慣れぬ景色の中にいて、見たことのない格好をした男たちがこちらに向かっていた。 驚いた琳太郎は、恐れをなして、洞窟へと逃げ込むけれど、そこに一人の男が迫ってくる。 男の持つ刀に恐れをなした琳太郎はついつい刺さっていた剣を...続きを読む抜いてしまった。 琳太郎に退治したその男はそれを見て驚愕に目を見開いた。 実はその剣は、『王妃の剣』で、それを抜いたものは迫ってきた男・沁王の妃になる運命なのだという。 まさかの事態に、必死で沁王から逃げようとする琳太郎だったが…… という話でした。 なんというか、これはひどい……ってちょっと思ってしまった。 知り合いも誰もいない世界で、いきなり優しくされたらその人に惹かれるしかないよなぁー……。 おまけに、敵方の男は、琳太郎を牢屋に放り込んで乱暴をしようとして、そこを助けられたら、誰でも相手のことを好きになるよね。 かなりずるい話だと思ってしまった。 そういう意味では、べったべたでした。 普通、たった一人の家族を残していたら、元の世界に戻りたいと思って普通だと思うんだけど、かなり無茶な方法をすれば、行き来ができないこともない、とわかったから、最後はハッピーエンド。 でもどうしても、その「それしかない」って選択肢でする恋ってどうなんだろう?? と思わずにはいられないので、個人的にはあんまり萌えられませんでした。
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