サークルから企業へ「Fate」の系譜

宇田川行長

同人界の風雲児、奈須きのこ氏、武内崇氏の親友タッグが魅せつづける「Fate」はこうして創られた。サークル時代からの16年、トライ・アンド・エラーを繰り返し、常に新しい世界を提示し続けた“すごさ”について、真剣に向き合って考察。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: サイゾー
• 電子版発売日: 2025年12月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★☆]

　最近はやっているソシャゲのFGO。最初聞いたときには「えっFateって、ずいぶん前のエロゲじゃなかったっけ、面白いの？」というものだった。
　けれどもやってみれば面白く、というのは置いておくとして、同人から会社組織としての変遷を経て、なお「Fateというコンテンツに力があるのは何故か」ということを、同人ゲームとして有名な「東方Project」や「ひぐらしの鳴く頃に」などと比較して示されるのでわかりやすい。
　面白かった。
　ただ、同人出身だからこその盛り上がりってインターネットやスマホが当たり前になってきた時代に通用するのかな？　また10年後にこの業界を見るとまるっと変わってるんだろうなぁと思わせる。この業界は、とても大変そう。