昭和 絶滅危惧職業の人々

昭和 絶滅危惧職業の人々

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

4.0

飴細工師・俗曲師・銭湯絵師・幇間・見世物師・イタコ・蝋人形師・チンドン屋。
時代の流れとともに「職業」も変遷と興亡を繰り返してきた。昭和から平成、そして令和へと移ろうなかで、今や風前の灯となった職業もある。そんな消えつつある職業とそれに従事する人々(職人たち)。今に至るまで生き延びてきた理由、それでも続ける意味はどこにあるのか。
絶滅寸前の職業に携わる人に取材し、生きること、働くこと、職業観を問うルポルタージュ。昭和100年、戦後80年の機会に、あらためて、これらの職業(人)の記録をとどめておきたい。

本書は、『職業外伝』(正続)から、8の職業(人)を選り抜き、後日談、追加取材を盛り込んで再編集したものです。

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代の流れでなくなっていく職業がある。
    それらの職業に就いている人たちを取材している。
    皆なかなかの人生を送っている猛者たちだ。
    彼らの持つ世界観は風変わりであり、プライドを持って働いている。
    その中の一部をご紹介。

    ▪️飴細工師 坂入尚文
    東京芸大を中退し紆余曲折を経て飴細工師になるという強者。
    苦労も多いようだが、物を造る仕事をという意味ではぶれていないよう。

    ▪️幇間 悠玄亭玉八
    初めて聞いた職業だった。
    お座敷の場を踊ったり、歌ったりしながら盛り上げるという職業。
    そんな玉八さんはプライベートでは内気な性格に驚愕。
    だからこそプロ意識が垣間見える。

    ▪️蝋人形師 松崎覚
    蝋人形をという言葉から思い出すのは、今はないが東京タワーの蝋人形館。
    そしてあれらは一体どうやって作られているのか。
    蝋人形というと博物館などで見かけるイメージだ。
    しかし、個人でも購入はできる。そして、その購入理由もなかなか。
    一体200万から800万という金額を払って、依頼する客達。
    その依頼を受ける松崎さん。

    どれも普通に過ごしていたら、出会うことのない話ばかり。
    けれど、どれも古くから人情にあふれた仕事ばかり。

    0
    2026年07月20日

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