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回復は、こころの空模様を知ることから静かにはじまる。
晴れの日も、雨の日も、小さな変化に気づき、自分に必要な手当てを見つけていく。
十数年の記録から生まれた、自分を知り、自分を支え、再び歩みはじめるための一冊。
大阪大学大学院医学系研究科 教授・精神看護専門看護師 武用百子 推薦
人は、ときにこころの調子を崩すことがあります。けれども、どのようなときも、その人がもつ感性や力まで失われるわけではありません。著者は十数年にわたり、眠りやこころの状態を記録し、わずかな変化を丁寧に見つめてきました。著者の奏でる音楽や描き出す絵にも、そうした心の揺らぎを感じ取る、ガラス細工のように繊細な感性が息づいています。本書に綴られているのは、その感性を生かして自分の内側を見つめ、こころの限界を知り、必要な手当てを見つけながら、再び歩みはじめたリカバリーの軌跡です。精神的不調を経験している方やご家族、そして、回復と生活を支える医療従事者にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。〈推薦 武用百子〉
【目次】
本書に寄せて 篠崎和弘
まえがき
第1章 よく死ななかったね
第2章 職場復帰は早い
第3章 お化けとのたたかい
第4章 心の限界点を広げてゆく
第5章 成功体験を積みなさい
第6章 自分史への考察
資料編
主な参考文献
あとがき
【著者】
てしましゅん
てしましゅん
医師、和歌山県立医科大学卒
1980年横浜生まれ。専門は老年期内科。医学部5年生の時に精神不調を経験。医師免許取得後、研修医時代の2012年より睡眠日誌の記録を開始。初期研修終了後も睡眠日誌、体調などの記録を毎日継続して14年。自身の健康を可視化することでこころのセルフケアに役立てている。ご老人に日々やさしい声かけと〝もしもし〟を実践しつつ、親切、丁寧な診療を心がけている。
著書に『しゅんのてっぽうだま』がある。
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