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鳥の国として知られるリューゼバルド。なかでも『お守り鳥』は見目麗しく、人姿に変身したり主人となった人間を特別な力で守ることもでき、やがては家族同然の存在になるというのだが…、マルは真ん丸な白い体に小さな翼、飛ぶこともできず能力はわずかな癒しの力だけという店の売れ残り。ところがある日、国の英雄、騎士団長ルーカスがそんなマルを己の守り鳥にしてくれた。そしてとある大事な任務のお供をすることになり……。
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Posted by ブクログ
美的感覚がちょっとずれてる溺愛スパダリx容姿に劣等感はあるけど常に前向きな丸鳥 初読み作家さん。 児童書っぽい語り口でかわいいお話でした。 個人的に辛さはちょっと足りなかったものの、受が前向きな幸せの鳥なのを考えるとこんなものかな。 溺愛ものながら、ちょっとうるっとするシーンもあってよかったです。...続きを読む ただ、モデルがシマエナガなのは序盤の数文でわかるので、膝丈弱サイズな受が「小さな」と作中表現されているのが首をひねらざるをえなかったです。そりゃでかいよ。飛べないよ…
とても可愛く心がほっこりとしました。 マルがとにかく前向きに考えて生きているのがとても良かったです。 皆と違う為に売れ残っていてもいつかは、と毎日を楽しく生きていて、そんなある日騎士団長のルーカスがマルを「守り鳥」として引き取ってくれて(ルーカスが他の見目麗しい鳥達よりもマルが一番可愛くて仕方ない...続きを読むと少し感覚?がズレているのが幸いしたのかなw)マルはルーカスを守ると決意して、と2人の関係がとても穏やかで暖かった。 ルーカスと共に国を護る「光鳥」を探して旅し実はマルが光鳥でありそこからルーカスがマルを連れて逃げ(少し違うのだけれど)ようとしたけれどそこでルーカスの兄、王が現れてからの2人の決意とか切なくなったけれど2人が一緒になる為に取った事が良かったです。 国を脅かす事態にルーカスと共に味方と敵全てを癒すマル、凄かったです。 ルーカスと兄である王との関係もマルにより改善されていけてそれも。 ラストでは王からの素敵なサプライズ、最高でした。 マルの「あい!」とか言葉使いがとにかく可愛くて私は好きです。 特典ペーパーでは一年後の2人の時間、砂浜に響く笑い声が聞こえてきそうでした。
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