引きこもり転生者は滅国の王に絆される

コオリ / 木村タケトキ

人々は皆魔法が使える魔法大国ルウタニア。だが前世でプロゲーマーを目指していた転生者の青年リンゼには生まれつき魔力がなく、魔法が使えない。その代わり彼には前世のゲームの記憶から瞬時に魔法陣を読み取ることができ、相手の魔法を破壊する能力があった。そんなリンゼの存在を知った若き国王レファーランは彼を拘束し、「千年前、王城の奥に封印された魔王を解き放ち国を滅ぼす手伝いをしろ」と恐るべき命令をしてきて……。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 株式会社シーラボ
• 掲載誌・レーベル: ラルーナ文庫
• 電子版発売日: 2025年09月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[ブクログ · ★★★★☆]

ゲーマーがゲームの世界に転生した異世界転生ファンタジーBL。王様のはずなのに王様まわりの人が護衛も従者もいないのは少し気になったけれど、王様とリンゼが力を合わせて魔王討伐するのがゲームっぽくてテンポのいい話だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

登場人物が少なすぎて……そんなにコンパクトにしなくても〜って思ってしまった
王様なのに侍従が出てこないのはなんか不自然かなって、多少モブ(じゃなくても)もうちょい色が欲しい感じ
あと主人公の受けのキャラがちょっと伝わりにくい感じがしたなぁ

[ブクログ · ★★★★☆]

魔力の持つ世界に転生したのに魔力ゼロのリンゼの前世が引きこもりのゲーマーで魔力の元の魔法陣を読み解く知識があるのに役に立たせる事が出来ないもどかしさが苦しかったです。
それが原因で死刑にされそうだったとか。
助けて？くれたのは国王レファーラン。
条件が「国を滅ぼす」とか冒頭からびっくりでした。
でも共に過ごし魔族のザザが加わり2人の関係が変わっていく過程が凄く良かったです。
レファーランの兄の死の真相、魔王の強さ、ザザの存在、レファーランのリンゼへの気持ちの変化、ザザに作り出してもらったキーボードからのリンゼの真の力と展開があっという間に進んでいくのでとにかく惹き込まれました。
皆の力で魔王を討伐でき、平穏が訪れてこの先どうしようか悩むリンゼにレファーランからの告白、最高でした。
リンゼを「神子」と皆に周知させ周りを固めるレファーラン、さすがでした！

ザザが淫魔でリンゼの〇液を貰うのにレファーランに協力させて、これ2人の関係を前に進めるためには必要だったのよね、よね？(笑)

特典ペーパーでは甘々な2人が良かったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

極めたゲームオタクが極めたゲームに転生して色々妨害受けながら無双かますお話。
初読み作家さんですが、読みやすくてよかったです。

魔法世界に魔法なしで転生したけど、操作スキルは健在なので、色んな人の協力の元再現しちゃうよ！な結局チート。
転生チートものはあまり好みではないですが、ゲームシステムとかキャラ操作とかこだわり感じられて面白かったです。
でも最終的に王様悪魔憑きだけどいいの…？国民的に。
あとどっちかというと絆されたの王様の方では…

絵がちょっとムチムチすぎて好みではなかったかな…

[ブクログ · ★★★☆☆]

絆されたのは攻めでは！？と思うほど、威圧感満載で「命令に背いたら殺す」オーラを放出していた攻めが、純粋で努力家な受けに次第に惹かれていき、どんどん甘くなる変化にキュンとしました♡

次第に変化する攻めの様子に加えて、契約したチャラ淫魔の目の前でイチャイチャ(魔力提供と言う名のスケベ)しなくちゃいけない状況など…スケベな展開も適度に挟まれて美味しく読んでいたのですが、終盤の魔王討伐方法が好みじゃなくて読書スピードが激減しました……

※以下、ネタバレ注意



ゲームに酷似した世界への転生と言う事で、攻めをアバターとして受けが操作する方法は「なるほど」と新鮮な一方、ファンタジー感が薄まってしまい残念に。
ファンタジー世界に「キーボード」や「マウス」の言葉が出てくると違和感半端ないんだなぁ…
淫魔と魔王の関係も匂わせておいて中途半端な印象に…二人の事情やEPをもっと知りたかったです