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生まれたときから身の回りにある「民主主義」の根っこを見つめ、「言論の自由」の研究者プロフェッサー・ケンタと一緒に私たちのこれからについて考える、絵本作家との共作絵本。まずは自分の考えを言ってみることからはじめよう──。謎のイキモノ「くうき」の4コマ付き、コラム&巻末解説付き。
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Posted by ブクログ
サイレントマジョリティの怖さについて、コラムや4コマ漫画を挟みながら、問うています。声を上げなければ、呑み込まれるのです。どう生徒に伝えるか。
「くうき」を読むことに関するあれこれについて書かれている。意見をもって、意見を言えることが大切なんだ、と感じた。
児童書の扱いだが、大人でも充分読みごたえのある内容である。タイトルのとおり日本人は「くうき」を読み過ぎるので、大事なことは自分の意見をはっきりと言うべきだし、周りの雰囲気に流されないことが重要なのか書かれている。
声を上げていかないと,声の大きな少数意見の人の意見になっていってしまう 意見を言わないと大変なことになるよ ということをわかりやすく書いてあるお話 短いので,小学生にも読めます。 もう少しふりがなを増やしてくれると,もっとよかったなと 3年生以上のふりがなだと読める子の幅が広がりそう
SL 2023.6.5 児童書で、簡単に読めてしまうけど、内容はすごく大事なこと。 ロシアや中国、北朝鮮の情勢から戦争につながる変化を容認する風潮がある今の日本では、ほんとに重要なこと。
どうして黙っているのがダメなのか、どうして民主主義は多数決で決めるのか、多数決の欠点、サイレント·マジョリティーって何だろうなど、論理的に回答するのが難しいことを言語化してある本。文章の量は少なめ。少しずつなら読み聞かせできるようなスタイルになっていて、ページごとに挿絵やレイアウトが工夫してあった。
空気を読んで発言しないなんてもったいない。自分の意見をきちんと持とう!と考えさせてくれる本。高学年?中学生の方が響く?手渡す時はタイミングが大事だと感じる。
本の中にもある通り、自分の将来を考えるときに誰かが決めてくれたら楽だな〜と思っていることがあると思った。 先日友人に私が嫌だと感じた部分を指摘してみたのだが、『あなたは細かい部分まで考えることができるけど私にはそこまで考える頭がないから』と言われ、突き放されたように感じたことを思い出した。いろいろ悩...続きを読むんでしまう自分が嫌でこの本を読んでみたが、かなりその友人の言葉が気にかかっていたことを思い知らされた。 小学生のときに道徳で学習したはずの少数派の意見にも耳を傾けることなど、意識して行かなければと思った。
最近意図せず戦争に繋がる本を手に取ってしまうことが多い。 日本人の「空気を読む」が時としてこんなに恐ろしいとは。 『つまりある集団がどうするのか空気や未来を決めるのは声の大きい「言い出しっぺ」ではなく周りにいる人のはじめの反応と黙っているわたしたちだ』 私は戦争なんて反対だ。祖父母の経験した戦争を実...続きを読む際に経験なんて絶対にしたくない。 『まさかこんな風に死ぬなんて』…なんて思いたくない。 空気なんて読まずに大事なことは声をあげていこうと思った本。
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「くうき」が僕らを呑みこむ前に 脱サイレント・マジョリティー
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