チャオ！ チャオ！ パスタイオ 面倒な隣人とワタシとカルボナーラ【電子特典付き】

からした火南 / 東麻マユカ

『お隣さんってば料理上手のイケメンだけど、すごく面倒くさい』
二人の出会いは最悪だった――。
隣室の萱代が振る舞ったのは、感動を覚えるほど美味しいパスタ。
「ワタシだって料理ができる！」
料理の腕を証明したくて百合子もパスタをご馳走するのだが……。
「これはローマ人に対する冒涜だ」
辛辣すぎる感想と圧倒的な料理の蘊蓄に打ちのめされてしまう。
それでもやっぱり美味しいパスタを作りたい！ そこで百合子が萱代に願いでたこととは……!?
感動のパスタに出会ったズボラ女子が、再び料理にいどむ物語。

※特典として、書き下ろし特別掌編【バターと未読と青い深皿】を収録しています。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 富士見L文庫
• 電子版発売日: 2024年01月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

最後の章になって、海原雄山が出てきた！？と思って、あとがきを読んだら、美味しんぼのことを作家さんご本人が書いていました（笑）でも、栗田さんより、主人公の百合子の方が私は好きだなと思いました。次も読みたいと思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ううううーん。意外と、読後感は悪くなかった。
でも最初の方の百合子のわけわからんくらい図々しい態度にドン引き…。「面倒な隣人」てまさにアナタでしょうにと思ったり。
でも萱島さんと共に、結局徐々に絆されちゃってなんかくやしい…笑

[ブクログ · ★★★☆☆]

キャラクターの作り方がしっかりしていて、安定して楽しめた。パスタについての語りがなめらかで、読後はとってもお腹がすいた（笑）

とはいえ、師匠の性格やその父との料理対決など、正直「美味しんぼ」に寄せすぎでは…？と思うこともしばしば。もう少しオリジナリティがほしかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

パスタが好きなので、つい惹かれて購入。
驚くことの多い内容だった。
パスタに関する蘊蓄にも驚かされたし（特にジェノベーゼの定義に関する話が印象的。日本とあちらでは違うのか）百合子さんがバツイチなのにも驚いた。
でも、一番驚かされたのは終盤の展開かも。

お隣さんが毛嫌いしている相手は恐らくそういうことだろうなと思ったら、その点は確かに予想通り。
でも、そんな相手に打ちのめされて、そこから這い上がって逆転するのかと思ったら、打ちのめされ反省したところで物語が終わってしまった。
この展開に何より一番驚かされた。
尻切れトンボ感が凄まじい……打ち切り漫画を読まされた感じになってしまったのが勿体なかった。
WEB小説出なので、未完なのかな。