人民の敵 外山恒一の半生

人民の敵 外山恒一の半生

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どれだけ打ちのめされ、敗れ続けても諦めない「革命家」の半生

外山恒一(とやま・こういち):1970年鹿児島生。革命家。前科3犯。一度も就職せず、街頭ライブを主な生業としながら「政府転覆」を掲げ、民主主義を否定し、齢は50を過ぎた--。

どれだけ打ちのめされ、敗れ続けても諦めない「革命家」の半生を、約30名に及ぶ取材によって辿るジェットコースター・ノンフィクション(取材期間2年)。

「『あの子があんな風になってしまったのは、すべて私のせいなんです』外山恒一の母・恵子が真っ先に口にしたのは、懺悔の言葉だった。うっすらと涙を浮かべているようにも見えた」(本文より)

【目次】
はじめに
1 「革命家」の母
2 西南学院中学
3 管理教育
4 転校、またも管理教育
5 いじめ
6 新党結成
7 高校退学宣言
8 作家デビュー
9 DPクラブ
10 全国高校生会議
11 ストリート・ミュージシャン
12 ブルーハーツ・コンサート爆砕計画
13 日本破壊党 1
14 「オウム事件」と「だめ連」
15 投票率ダウン・キャンペーン
16 1999年3月8日
17 劇場型裁判
18 内省そしてファシズム転向
19 ふたりの先達
20 出獄そして初出馬
21 東京都知事選
22 再び逮捕
23 ほめ殺し街宣
24 アート
25 外山塾
26 コロナ
おわりに

【著者】
藤原賢吾
1979年、鹿児島市生まれ。東京理科大学理学部卒。無料地域情報紙を発行するタウンニュース社で記者兼広告営業職を務め、2008年に西日本新聞社入社。文化部、編集センターなどを経て大分県の日田支局記者。本書は初の著書。

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