保護犬が我が家にやってきた理由

保護犬が我が家にやってきた理由

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その保護犬は、私のやることをじっと見ていた。私がその理由を理解するまで。

ある日、米国在住の筆者は一匹の犬を保護所から連れて帰る。さまざまな事情でそこに行き着いてしまった犬のことを不憫に思い、引き取った後すぐに人の役立つような犬として訓練し、第二の犬生へと導こうと考える。さまざまな訓練をし努力を続けた。しかし、筆者はある日自分の心の奥の意識に気づいてしまう。それを何のためにやっているのか。犬の飼い主への思い、動物の霊性とは何か。あるいは、保護犬を飼うということは、どういうことなのか等、トラウマを負った保護犬と飼い主の心の内面と外面の行動を生活を通して描いた作品である。

【目次】
はじめに
SPCA施設を訪ねる
出会い
家族が揃わないとNo!
引き取った日、そして一週間
犬の名前
他のペットとの折り合い
普段話す時の言語は?
遺伝子チェック
私の計画、セカンドチャンス
セラピードッグにはどうかな?
Canine Good Citizen取得にチャレンジ
トレーニング終了後テストが!
セラピードッグ
あと数ヶ月と言っても
保護犬の過去の事情
また捨てられるという不安?
動物とスピリチュアリティ
動物の前世
肉体がなくなっても、心が繋がっている
人間の意思を理解している
結局、我が家にやってきた理由
もう一匹の保護犬、ゆき
おわりに

【著者】
ワイズりか
1997年より米国在住。
渡米前は英字新聞者に勤務。主に媒体と広告タイアップした在日外国人向けの異文化イベントを企画・運営。渡米後、様々な媒体の執筆活動開始。また保育園のエイド、Boy Scout of AmericaのカブスカウトプログラムでCub Masterを務める。イラストは日本でも展示会に出品。渡米後カウンティの展覧会で3度佳作入選。最近では、アニマルコミュニケーションに興味を持ち勉強中。
著書:「ハムスターのきもち」「20年住んでみたアメリカ」「サンフランシスコで会いましょう」

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