21世紀の《想像の共同体》

21世紀の《想像の共同体》

1,980円 (税込)

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「風の谷のナウシカ」にような《想像の共同体》を目指して

紙版の出版元は弦書房。さまざまな格差(貧富、地域、年齢、性別など)に覆われた時代を乗り越えてゆくために必要なキーワードは「想像力」。本書は、グローバリズム社会のその先を生きぬくための具体的な提言を試みた画期的な一冊です。新たな《想像の共同体》をつくり出すための糸口を、ボランティアや非営利の活動の中に求める思索の書とも言えます。
「風の谷のナウシカ」から、「風の谷」という小さな共同体と彼らの「想像力」の豊かさに学び、現代の受難(震災、戦争、コロナ禍など)を乗り越える可能性を伝えます。

【目次】
I 「超高齢社会」の風景
1 「労働」に対抗する「仕事と活動」
2 「介護の社会化」はなぜ行きづまったのか
3 超高齢社会の地方はなぜトリアージ(命の選別)されるのか
《コラム》「ウッドストック」とは何だったのか

II 21世紀の新しい「想像の共同体」
4 二つの焦点を持つ楕円──「有償ボランティア」の第三の見方
5 終焉の先の弁証法──ボランティアにとってNPOとは何か
6 日本の「非営利」はどこへ向かうか
7 非営利という「想像の共同体」──ボランティアと非営利の二五年、そしてこれから
《コラム》「風の谷のナウシカ」と《想像の共同体》
結 21世紀への想像力

【著者】
安立清史
1957年、群馬県生まれ。九州大学・大学院人間環境学研究院・共生社会学講座・教授。専門は、福祉社会学、ボランティア・NPO論。著書に『介護系NPOの最前線-全国トップ16の実像』(共著、ミネルヴァ書房、2003)、『ニューエイジング: 日米の挑戦と課題』(共著、九州大学出版会、2001)、『高齢者NPOが社会を変える』(共著、岩波書店、2000)、『市民福祉の社会学――高齢化・福祉改革・NPO』(ハーベスト社、1998)、『超高齢社会の乗り越え方』(弦書房、2020)など。

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