リアル脱出ゲームノベル Four Eyes～姿なき暗殺者からの脱出～

SCRAP / 稲村祐汰

謎を解くと物語がひっくり返る!? どの章にも、物語の鍵となる「謎」があります。物語を読み込んで真実に気づけば、「謎」が正しく解けます。そして「謎」を正しく解き明かせば、物語は驚くほどに姿を変えるでしょう。リアル脱出ゲームのように何度も快感が訪れる体験型ミステリー。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: SCRAP出版
• 電子版発売日: 2021年10月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 18MB

[ブクログ · ★★★★☆]

謎解きをしてみたくて読んだ。
普段自分がいかに頭を使わず(何も考えず)生きているのか身につまされる小説だった。
ストーリーとしてはラストうるっときてしまった。
考えるので読むのに時間がかかるけど、頭の体操には良いのかな。

[ブクログ · ★★★★☆]

謎解きにカテゴライズされているので世間に広まっておらずもったいない一作。
途中の謎解きはそんなに難しくないので読み飛ばさずに自力で解くのが◎

[ブクログ · ★★★★☆]

謎解き仕掛けのミステリ、面白かった。基本的にミスリードありきで考えてしまうので、なんとか引っかからずに謎を解けたかな…。
つい最近読んだミステリに似たような話があったので、1こはすぐにトリック的なものに気づけてしまったけど、全体的によく考えられてた！（最後の仕掛けも）
続きも楽しみ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

小説だけど、章の終わりごとに設問があって、それを解きながら読み進める形式。作るのが大変そうな解き直しパズルに感心した。謎解きメインで、物語には少し無理を感じてしまった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

リアル脱出ゲームが好きで今回購入しました！
謎の難易度はそれほど難しくなくすいすいと読み進められました。答えによっては物語が全く違う方向に向かってしまうため謎が解けた度に本当にこれでいいのかなっと考えるのが面白かったです！
ストーリーも伝えたいテーマがしっかりとあり、それを軸に構成されていてとても良かったです。
欲を言えばもう少し難易度の高い謎を、、、！

[ブクログ · ★★★★☆]

謎を解いていて、間違いに誘導する答えと正解に導く答え
常に両方あるので、解きやすかった。
正解に辿り着くには問いに対する前提条件を疑わなければならず、ここがミステリーと謎解きの両方を読んでいる感覚で面白かった。
ストーリーというか最後の方の謎の日記にさらに別の追加の日記を入れていたのは
緊迫した状況下ではやらないのではないだろかとも思い、その思考や謎としては面白かったですが、現実的ではないなと感じてしまい没入感を下げました。

ストーリーとの整合性はかなり難しいところではありますが、この2人のコンビはまた見たいので没入感も次作では期待したいなと思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

謎解き×小説というジャンルもあまりないので読んでみた。
謎解き：問題自体はそこまで高度ではないので普通に解ける。ただし必ず2通りの答えが導かれるので一度で二度美味しい仕組み。
小説：ミステリーのストーリーとしては割とありがちなタイプのため注意して読めば違和感にもすぐ気づく。面倒くさがってその場で解こうとせず読み進めてしまったけれど、最終章での答え合わせで思った通り！となるのでスッキリ。

日頃謎解きを楽しんでいる身としては謎解きでしか得られない栄養摂取をするには若干物足りなさを感じてしまうところがもう一歩！

[ブクログ · ★★★☆☆]

2章を読みつつ大ネタに気づき、3章で確信してしまったのでその後はすべて分かった上で読み進めました。

謎が必ず2段形式に統一してあるのでそれもきっと多くの人が2門目からはわかった上で解くと思います。

わかってしまった上で読んでも最終章は面白かったですし、固定観念や偏見に捉われずに全てのものを見よというメッセージはよく伝わる作りで素敵でした。

欲を言えば、
鈍感な自分が2章で気づくくらいなので記述トリックに慣れてる人は秒で気づくと思います。
ヒントがあり過ぎたと思うのでもう少しさりげなくなっていると気づかずにしてやられたと心地良い裏切りにあえたのにと思ってしまいました。