ナメられない組織の作り方 どんな状況でも利益を出す「超格差戦略」

ナメられない組織の作り方 どんな状況でも利益を出す「超格差戦略」

1,760円 (税込)

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5.0

「熾烈なプロセスから得た【変身】の必要性を、私はしばしば幼虫が蛹になり、さらに蛹があでやかな蝶へと姿を変えるシーンにたとえて説明します。幼虫は蛹に、蛹は蝶に変身しなければ生存できません。もしも卵から孵った幼虫が、変身を止めたらどうなるでしょう? 温かい場所で柔らかい葉っぱをかじることで満足し、永遠に幼虫でいることにしたら、どうなるでしょうか。
おそらく世界で最も図体の大きな幼虫になるでしょう。まるまると太った幼虫です。変身しないまま巨大化した幼虫にはどんな運命が待っていると思いますか?
空を飛ぶ鳥に真っ先に見つかり、すぐに捕食されてしまうでしょう。

幼虫は、変身を止めてはだめなのです。変身しなければ生き残れません。私たちの人生も同様です。自分の立場に満足し、さらなる変身を止めてしまったら、必ず他の誰かに取って食われてしまいます。自分の夢を実現し、組織の目標を達成しようとするなら、自分と組織を絶えず変身させ続けなければなりません。

私たちの周りには、変身を恐れて巨大な幼虫のままでいようとする人々があまりに多くいます。巨大な幼虫のままでいることに満足する会社や事業部署もたくさん見てきました。自分がどれほど巨大な幼虫なのかを自慢する人さえいました。
そうした人々の目には、空を飛ぶ鳥たちが見えていないようです。図体が大きいだけの幼虫はたやすく捕食者の獲物になるという現実を知らない人は、意外にたくさんいます。

変わらなければ死んでしまう。それは、私が危機に陥った事業部署や赤字会社を任されるたびに思い知った教訓です。」(本書プロローグより)

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ナメられない組織の作り方 どんな状況でも利益を出す「超格差戦略」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月24日

    著者は元サムスン電子CEO。
    CEO経験時代のリーダー、組織、戦略、人材に主眼を当てた経営論。
    特に心を打ったのは、改善ではなく革新、事業が赤字の時こそ攻める、ということ。

    現場からのボトムアップ的な改善は無駄ではないが、生き残り圧倒的に勝つためには革新しなければならない。
    革新は今の連続の中にあ...続きを読む

    0

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