キミガシネ ―多数決デスゲーム― side ジョー

勅使河原あねも / ナンキダイ

「アナタ方で多数決で決めていただきます。自分たちで決めるんです。最も不要で、嫌われ者で、死んでいい者を」

ストーカーに悩む親友サラを気遣い、ジョーは彼女を送り届けることにした。しかし家についた途端、何者かに襲われ気を失ってしまう。次にジョーとサラが目を覚ましたのは、奇妙な施設の中だった。そこにいたのは、同じように攫われてきたという奇妙な人々。ジョーとサラを含めた11人は、疑心暗鬼に駆られながらも、協力し、励ましあい、仲間になっていった。ジョーもサラを守り、皆を信じ、施設を脱出することを決意する、しかしその先に待っていたのは「誰かの死を皆で決める」デスゲームだった――。
第20回えんため大賞×RPGアツマールPRESENTSえんため大賞 自作ゲーム部「大賞」受賞作。300万プレイを突破し、ゲーム実況動画にて累計900万再生を超える人気ゲーム『キミガシネ』。原作者完全監修のもと、ジョー視点で描かれたノベライズ、ついに登場！！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / その他男性向けラノベ
• 出版社: KADOKAWA
• 電子版発売日: 2021年02月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 15MB

[ブクログ · ★★★★☆]

ジョーがどんなことを考えながらデスゲームの中で過ごしていたのか、という部分が明らかになってよかった。改めてサラとジョーって本当にいい親友だったんだなあ……と思う。あくまでサイドストーリーなので結末が変わらない悲しさはやっぱりあったけど、ジョーの最後の感情がネガティブなものじゃないってことがわかっただけでも救いなのかな。好きなポイントいっぱいあったので付箋貼った。また読み返す。