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『次世代へ送る〈絵解き〉社会原理序説』の増補版。中学生から大人までを対象にした「みんなの哲学書」
ヘーゲルの弁証法的展開をベースにしながら、鋭くもやさしい独自の感性で人類と社会を観察・分析。著者は大学で経済を学び広告会社に入社するも、 地下鉄サリンの被害者となり退社して渡米。 MBAを取得してシリコーンバレーのベンチャーで働き、 映画製作にも携わってカンヌ国際映画祭に参加。 そのかん、膨大な数の文献を読破して哲学を独学。 縦横無尽に展開した半生から見えてきた「社会の根本原理」を示した作品。旧版にアフターコロナを踏まえた新原稿を加え、「正解のない問題集」を付録として添えた。
【目次】
01:社会とは何か
02:社会はどのように発展していくのか
03:経済とは何か
04:四つの階層のコーン
05:マダルの虎
06:価値観とは何か
07:政治とは何か
08:社会の価値観を作っているのはだれか
09:社会を変革するのはだれか
10:仕事とは何か
11:起業家になろうとする君へ
12:科学者、技術者になろうとする君へ
13:大組織で働こうとする君へ
14:教育、メディア、宗教で働こうとする君へ
15:政治家になろうとする君へ(1)
16:政治家になろうとする君へ(2)
17:世界で一番のトマト
補遺1:技術はどのように生まれ、浸透するか
補遺2:四つの階層の変化スピード
補遺3:会社とは何か
補遺4:派遣、非正規雇用とムラ社会
補遺5:ギグエコノミーの本質とは何か
補遺6:完全情報社会
付録:正解のない問題集
【著者】
阪原淳
著述家、映画監督、大学講師。1966年、京都府に生まれる。京都大学経済学部を卒業後、電通を経て渡米。カリフォルニア大学バークレー校でMBAを取得しシリコンバレーでベンチャー企業に参加。製作に参加したアメリカ映画「Bean Cake(おはぎ)」がカンヌ国際映画祭短編部門でパルムドールを受ける。大学で客員研究員や講師を務めながら、国内外のチームとともに映画作りを続けている。著書に『サリンとおはぎ』(講談社)、『小さくても勝てます』(ダイヤモンド社)、『直線は最短か?』(YMEH)などがある。
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