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映画監督による珠玉のエッセイ集。 朝起きて「今日は何をしようかな」と考えることが僕の1日の仕事の始まり―― 『百円の恋』『全裸監督』『銃』『嘘八百』『ホテルローヤル』の武正晴が赤裸々に綴る、映画監督の日常、修業、苦行、そして未来――。 数々の名監督、名優たちとの逸話や撮影秘話が満載。 全篇にイラストレーター・長場雄氏のオリジナルイラストが付いた、映画好き必読のエッセイ99篇。巻末には盟友・足立紳氏との特別対談も収録。 (底本 2025年6月発売作品)
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Posted by ブクログ
映画監督武正晴さんのエッセイです。ご自身の監督作品や下積み時代にお手伝いした作品での体験話がとても良いです。あまり年代も変わらないので、感覚に大きな違いがないのかもしれないです(勝手なこちらの思いなので、武さんにとってはただ迷惑な話ですなぁ)。 映画『フラガール』の思い出を語った「映画とは瞬間芸術で...続きを読むある」はいいですね。このタイトル通り、映画のワンシーンを撮るための情熱がびしびしと伝わってきます。エキストラの皆さんの協力も映画作りに不可欠な要素ということも、このエッセイから滲み出てきます。 我孫子駅の名物蕎麦屋「弥生軒」さんの唐揚げ蕎麦も登場して、懐かしい思いが込み上げてくる。勤務地が常磐線天王台駅だったので、時々弥生軒の唐揚げは食べていました。時々食べたくなります。 映画に携わるすべての人への愛が感じられる一冊でした。
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