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作者買いです。
やっぱり期待通りの作品でした。
健気さとせつなさが随所に、互いに思う気持ちと絡みあって、引き込まれました。
イチャイチャする感じの軽いストーリーじゃないところもよかった。
こういう作品好きですね。
Posted by ブクログ
名倉センセの切ない健気受シリアス編。イラストが小路龍流センセでアダルトで美麗な雰囲気を醸し出しています。
海辺の小さな町で独り暮らす祐一は、ある夜国道でずぶ濡れのまま歩く男を見つけます。女と喧嘩して夜の海に突き落とされたという一見俺様系な彼、筒井を家に泊めることになるのですが、その善意からの行為を勘違いされ襲われかけるハメに。
祐一が天然ちゃんでちょっと世間知らずなせいで、遊びなれたチャラい筒井に誤解されてしまうんですね。でも、すぐにひどい間違いをしてしまったことに気付く筒井は、ふかーく反省して謝りまくります。そして、怒ったり詰ったりせずにやさしく受けとめてくれた祐一のことが忘れられなくなってしまうのです。
「仕事はデキるけれど本当の愛を知らなかった男が、清純な美形にころりと落ちる話」と、あとがきにあるように、傲岸不遜な攻様が天然癒し系な受に、気がついたらメロメロになってるストーリーです。
週末ごとに海辺の洋館に住む祐一を訪れる筒井。そして、独り寂しく暮らす祐一は、そんな逢瀬に心ときめかせ、一方で不安を抱えながらも待ち続けるのです。ちょっとネガティブになってしまうのは、自分が世間知らずで、筒井の生きる世界とは距離があるように感じてしまうからなのです。
ところが、祐一にも大物政治家の隠し子であるという、ビッグな秘密があったりするんです。
そこがまた筒井の存在と絡んで、後々危機的な状況に発展していくことになっていきます。ちょっと、ハラハラさせられました。
この話の面白かったところは、祐一には見せない筒井の素顔です。
祐一には言わない本音を、信頼する金森にはすべて言っちゃっています。遊び人の筒井が、清純なお姫様に心を奪われてしまい、HしたいのにHに及ぶことができなくなってしまったジレンマが暴露されていて不憫で笑えます。俺みたいなヤツに抱かれてあいつを汚したくない、なんて涙が出るくらい、弱気で純情なことを金森に告白しています。
そんなこと言われたって金森も迷惑だろうなと思いながらも、とっても気に入っているシーン。
祐一が筒井に愛されることによって、ただ受動的になっているだけではなく、自ら行動を起こそうとするところに希望ある前途を感じることができて、ラストもとても良かった。「不束な嫁ですが…」と妄想しちゃった筒井が、かわいいです。
Hはもちろん激甘。強引なくせに、ものすごく祐一を気遣ってる筒井の態度にニヤついてしまった。
性癖に難ありな男がメロメロになって必死になる姿に萌えます。もちろん、初心な健気ちゃんの涙にも胸キュンに。
紆余曲折があって、ただ甘ったるいだけじゃない展開に満足です。
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
攻め:会社経営・筒井龍彦
受け:森山祐一
自分の出生の絡みから、海沿いの田舎で母の死後一人で目立たないように生きてきた祐一は、ある夜にずぶぬれで歩いている男を見つけて親切心から自宅に連れ帰ることに。
その夜いきなりその男・筒井が夜這いをしてきてあっけなくイかされてしまう。
どこか自信がなくて隠れるように生きてきた祐一に都会の筒井はビックリするような刺激だったと思うけれど、それに溺れたというよりは誰にも関わらないで一人で生きてきた祐一の寂しさを埋めてくれる存在になったとともう。
筒井は自身が不幸な育ち方をした割にはいい人物で、祐一の純粋さの前ではみんなそうなのかもしれないけれど、ひねたところがない攻めで好感モテました。それまで遊んでいた男だけれど、ちゃんと祐一だけをみて祐一のたまに動きたいとか思ってくれるのは理想の攻めですね。
エチ場面も丁寧で読みやすくて良かったです。
祐一もどんどんエチが好きになってエロくなりました(笑)
絵師さんの小路龍流さんの絵がまた美麗でした。どこかの本の挿絵で見た記憶があるのですが、今回しっかり名前を覚えました。雰囲気が(絵の種類)が朝南かつみさんに少し似ている気がします。朝南さんほどの壮絶な色気はまだないですが、、、。
作家さんも絵師さんも少し追いかけてみようかな、と思います。
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