雨あがりのタロットカフェ 猫と紅茶と運命の輪

雨あがりのタロットカフェ 猫と紅茶と運命の輪

小説・文芸
748円 (税込)

3pt

4.5

過去と未来を照らすタロットカフェの物語

念願だったおにぎり店を開業し軌道に乗せる一方で、恋に臆病な悩みを抱える店主。
大手新聞社への夢があるがゆえ、現状の仕事に不満を抱えるタウン情報誌記者……。
それぞれの悩みを抱える5人の主人公が導かれたのは、メニューがひとつしかないタロットカフェ。
お面姿のマスターは言う。「タロットは、未来を自分で”選ぶ”ためにあるんですよ」と。
性別も年代も違う主人公たちが交差する、連作長編物語。

Ⅰ:魔術師のスパイスチャイ
Ⅱ:ふたつのカップと四季春茶
Ⅲ:女王様の瀬戸内レモンタルト
Ⅳ:情熱のエースとファーストフラッシュ
Ⅴ:ナイトの雪どけカップケーキ
∞:カフェタロットと猫と運命の輪

■著者
久生夕貴(ひさお・ゆうき)
愛媛県在住。『拝啓、桜守の君へ。』にて第4回富士見ノベル大賞審査員特別賞を受賞。
著書に『花咲く神さまの花嫁』(富士見L文庫)などがある。
花とお茶ともふもふをこよなく愛す。

■イラスト
しゅんと

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雨あがりのタロットカフェ 猫と紅茶と運命の輪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タロットと紅茶という個人的に推すしかない組み合わせだったので。
    タロットカードは一時期嵌ったんですけど、作者さまが後書きで書かれていた通り「未来を占う以上の意味を見出せず」離れたタイプ。
    でもこの作品を読んだおかげで、もう一度タロットやりたくなってきました。
    今ならもう少し掘り下げて読み解けそうな気がします。

    雨の日かつ人生に悩んでいる人にしか辿り着けないタロットカフェの物語。
    辿り着くお客様はおにぎり店の店主の女性や彼女の友人を中心に、彼女たちの関係者ばかり。
    連作の物語ゆえに関係者から関係者へ繋がっていくのは致し方ない。
    世界は狭いかもしれないが、狭いからこそ次は誰がカフェに辿り着くのだろうと予想しながら読むのも楽しかった。

    最終的には辿り着くお客様の年齢層も悩みもバラバラで興味深かった。
    タウン情報誌記者の彼女には最初イライラさせられたけども、事情を知れば、これも致し方ないなと納得もしたし。
    タロットカードに背中を押される形で「自分で未来を選んだ」彼らは少しずつ、でも確実に人生の迷子からは抜け出せた模様。
    読んでいるこちらも未来がひらける感覚がして、読んでいてスッキリしました。

    驚いたのは「カコちゃん」の話。
    カコちゃんって君のことだったのか!とびっくりして、そして切ない恋模様がどうなるのか気になって、一番応援したキャラでした。
    結末はぜひ本編にて。
    最後の「♾️」の話と相俟って本当にいい話なのです。

    巻末の参考文献、今回ほどありがたく思ったことはないかもというほどタロット熱が再燃しそう。
    まずは手放したタロットカードを買うところからになりそうですが。
    自分もこのタロットカフェに導かれた一人になるのかもしれません。

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の瑞希のトラウマは想像することしかできないけど、登場人物たちの苦しさや悩みはどれも共感できるもので、温かい言葉で寄り添ってくれるタロットカフェ、いいなぁーといあ気持ち。

    0
    2025年02月21日

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