WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方

大川陽介

時代にも人にも左右されないWILL＝意志を発掘する
CAN（できること）や、MUST（やるべきこと）ばかり考えていませんか？

<strong>3000人以上のWILL（意志）の発掘をおこなってきた著者による、
大人気ワークショップを初書籍化！
自分のWILL（意志）を言語化し、「動きたくても動けない」を脱却する方法とは？
</strong>
50社以上の会社で導入され、大学生のキャリア教育や、中高生の「探究学習」としても取り入れられた、
「自分のやりたいことやありたい姿」を言語化する<strong>WILL発掘ワークショップ。</strong>
本書は、そのワークショップで大好評のノウハウを、オリジナルのワークシートを用いながら実践できる一冊です。

「転職を数回繰り返してきたが、自分が本当にやりたかったことが見つからない…」
「新卒の会社に勤め、キャリアを積み上げてきたが、今後も今の会社で勤め続けるべきだろうか…」
こういった悩みの根っこはすべて、「自分は何をしたいのか？」がわからないことが原因にあります。

自分が何をしたいのかがわからないのだから、動きたくても動けない。
このような悩みを、本書を通して自分の「WILL」を見つけて言語化することで脱却しましょう。

<strong>【目次】</strong>
はじめに
登場人物紹介
第１部 WILLって何？
第１章 明日会社がなくなったら何をする？
第２章 WILLっていったい何？
第３章 WILLがあると何がよいの？
第２部 WILLを見つけよう
第４章 過去の自分が今につながる
第５章 カコ・イマ・ミライを掘り起こそう
第３部 WILLを語ろう
第６章 「ざらつく言葉」はどこにある？
第７章 ミッション・ビジョン・バリューからWILLを組み立てよう
第８章 WILLを物語化する
第９章 WILLを行動につなげる
おわりに

【お詫びと訂正】
本書（第1刷）カバーそで部分の著者プロフィールに下記のとおり誤りがありました。
読者の皆さまに深くお詫びするとともに、訂正させて頂きます。
誤：早稲田大学大学院機械工学科に入学し博士課程を修了。
正：早稲田大学大学院にて機械工学の修士課程を修了。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 就職・起業
• 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 電子版発売日: 2024年03月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 30MB

[ブクログ · ★★★★★]

自分の中に持っているはずの「WILL(意志=やりたいこと)」を見つけて、それをキャリアの羅針盤として言語化しておくことで、他人や環境に左右されることなく、自分が心から納得できる生き方ができる、という内容。

先生と生徒がワークショップをするという設定で本書は進むのだけど、それと同じワークを一緒に進められる(ご丁寧に別冊ワークシート付きで！)ので、書かれている内容を実践しやすい。
自己啓発書にあるあるの"読んだだけで変われた気になる=実践までしないと何の意味もない"を回避しやすい親切設計だ。世のすべての自己啓発書も別冊ワークシート付きでお願いしたい！

WILLを見つけるワーク内容自体は、わりかしベーシックな自己分析の方法なのかなという印象なので、似たワークをやったことのある人も多いかも。
だけど、とにかく手をつけやすい(なぜなら別冊ワークシートだから！)のと、一度やったことがあっても、何度も取り組むことでより深い自己のWILLを引き出せるようになるそうなので、やってまったく損はない！

自分のことがちょっとよく分からなくなっちゃったな、という人に気軽に手に取ってみてほしい1冊です。

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幼少期から中学校時代くらいまでに、今の自分の価値観に強く影響を与えている経験がひそんでいることが多い　p.74

[ブクログ · ★★★★★]

WILLの見つけ方が具体的に書かれていてすぐに取り掛かれます。
でもWILL優先ではなくCANもMUSTからでも良いと言う記述が、とっても安心出来る。会社で展開してみようと思います

[ブクログ · ★★★★☆]

組織のmvvは作ったことがあるが、自分のmvvは作れていなかったのでいい機会を持てた。
自分が大切だと思っていたことはもう今は大切ではなく、もっと目指したい未来があることが明確になった。また、日々の行動を観測するためのvalueも見つかってよかった。意識して行動していきたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

2480
willの言語化、どうありたいかの言語化、内発的動機
自分で決定したという納得感の高まり
★★言葉は世界をつくる
★言葉の背景深掘り、何で？それで？本当？問いかけ
★ユーモード（主語他人）→アイモード（主語私）
目的＝抽象化、手段＝具体化の往復
★WILLの言語化、自分だけの動詞の洗い出し
value、こんな価値観を持った私は（being）
ありたい、判断軸
mission、こんなことをやりたくて（doing）
やりたい、行動（動詞）
vision、こんな未来を見たいんです（future）
なりたい、結果
ミッション、結局一言で何したい？動詞に立ち戻る
ミッション→バリュー（行動の判断軸）
ミッション→ビジョン（行動の結果）
ざらつく言葉を探せ
→進化、逆説、例え、言い換え、想い×らしさ
この世で一番自由な状態→海賊王→信頼理不尽
そのミッションは、バリューを元に行われてる？
そのミッションを行うことで、ビジョン到達する？
3つの型で物語を語れ

[ブクログ · ★★★☆☆]

じぶんのやりたいことWILLを見つけるのは難しい。多分1人で探そうと思っても見つけられない。そのWILL探索を追体験できる本。
私はこの本をベースとした著者のワークショップを受けたが、本を読むだけよりもワークショップに参加するのをお勧めします。