キミがいなくなった冬の海【単行本版】

斎藤屑

もう一度あのまばゆい海で"キミ"に会いたい──。高校卒業間近の冬の海。一度だけ言葉を交わした同級生の柊と瀬波。それぞれの道に進んだ２年後、同じ海でふたりは再会した。互いの心の隙間を埋めるように一緒に過ごすようになって１年。想いを告げられず、曖昧な関係のままだったある日、その交通事故は起こってしまった。病院で目を覚ました柊が瀬波のもとへと急げば「忽那」と久しぶりに名字で呼ばれ……？キミが俺との１年を忘れたら終わる恋のはずだった──。きっとこの想いのせいで俺はキミからいなくなった。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: Canna Comics
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2024年02月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 160MB

[ブクログ · ★★★★★]

【俺は正しいとかそうじゃないとか関係なしに忽那といられるだけで･･･幸せだったんだよ（瀬那）】

エロス度★★

柊と瀬波が紡ぐ恋物語♡

同級生だった2人の再会ラブもの。
記憶喪失や2人の背景にあるトラウマが絡んでくるためストーリーは切なめ。

おやおや、お互いに好き合っていたのに気持ちを伝えられずに曖昧な関係を続けてきた結果、瀬波が記憶を失くしてしまう。
記憶を失っても瀬波との関係を続け、終わるはずだった恋が消えずに燻り続けている柊の想いがとても刺さりました。

また、普通であろうとした事で呼吸がし辛くなっていた柊にとって瀬波の存在が特別であったり、瀬波にとっても自分を見つけてくれた柊が特別であるのが尊かった。

[なくら · ★★★★☆]

切ない…

愛されたいと思うセナと、愛されることを正したいしゅう。
すれ違いで切ない…。あのまま事故にあってなければ、２人は終わっていたのかも…
それでも、付き合い始めたのはよかった…

＃泣ける ＃切ない

[にだ · ★★★☆☆]

！

口数少ない二人のお話しなので、かなり淡々とすすむ印象ですが、お互い色んな思いは抱いています！
加えて表情も豊とは言えないので(笑)やはり淡々と感じます(笑)