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警察×民事訴訟、小説界に新ジャンル誕生!
この新人がデビューしたら、私の立場が危なくなるんじゃないか、と思うくらい評価した。
ーー今野敏氏
〈訟務係〉という着眼点は、埋もれさせるにはあまりに惜しい。
ーー月村了衛氏
本作を嚆矢として〈訟務係モノ〉とでもいった新ジャンルが切り拓かれていくことを願っている。
ーー長岡弘樹氏
嘘すら駆使して、正義を貫く。
警察×民事訴訟 警察小説界に新たなジャンルが誕生!
選考委員驚愕の第二回警察小説新人賞受賞作。
「俺たちは、警察官ひとりを護るのと同時に、警察組織を、ひいては国民を護っているんです」
バイクの自損事故現場で轢き逃げに遭った新人警察官の桐嶋千隼。病院で目を覚ますと、バイクの少年は死亡していた上、桐嶋はその責任を巡る訴訟を起こされてしまった。途方に暮れる桐嶋を訪れたのは、「県警の守護神」と呼ばれる弁護士資格を持つ異例の警察官・荒城。真実よりも勝利を求める強引なやり方に反発しつつも、訴訟に巻き込まれていく桐嶋だが、調査を進めるうち、訴訟は同日に起きた女性警察官発砲事案にも繋がっていきーー。
Posted by ブクログ 2024年01月23日
本書の末尾に「第二回 警察小説新人賞選評」が掲載されています。
物語を読んでいく途中で感じた違和感の正体を、選考委員の方々がズバッと指摘されていて流石だなと思いました。
作品は警察小説ながら訟務係を題材にし、事実の追求よりも裁判で勝つことを目的としています。
どんな手段を使ってでも裁判に勝つ。訴え...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月08日
警察の民事訴訟を担当する訟務係が主人公。
そもそもその係の存在を知らなかった。
裁判官から弁護士に転身し警察官となった荒城は、警察が国民を護るためには職務を全うしようとする警察官を徒な訴訟リスクから守らなければいけないという極めて真っ当な志を持っているのだが、その目的=訴訟に勝つためには手段を選ば...続きを読む
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