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安い医療費で高い健康水準を維持してきた日本。しかし今、少子高齢化で財源は逼迫し、医師は過重労働で疲弊し、問題は山積している。その一方で、医療にもグローバル化の波が押し寄せている。状況に対応した医療制度をつくり直すにはどうすればよいのか。多くの先進国・途上国の医療の現場を見てきた著者が具体的に提言する。
序章 曲がり角にある日本の医療
第1章 医療が提供されている仕組み
第2章 医療財政を考える
第3章 医療の質と安全の担保
第4章 医療政策の意思決定
第5章 日本が進むべき道
(本書は2023/06/28に岩波書店より刊行された書籍を電子化したものです)
Posted by ブクログ 2018年12月07日
医療×持続可能性 という私に刺さるワードで衝動買い。
新生児科の先生が書いているが、医療全体についての話。ゆえに保険財政や医療提供体制に関する提言が多く、私には視座が高すぎてピンとこない部分がままあった。
各国の医療の在り方の背景や国内の医療体制の歴史、現状の医師不足の内実についての話は凄く勉強に...続きを読む
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