新幹線を運転する

早田森

新幹線の運転について、現役の東海道新幹線運転士が語る初めての本。体でブレーキを感じながら16両編成を操る身体感覚、業務内容から心構えまで、時速270kmの世界へと誘う。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: メディアファクトリー新書
• 電子版発売日: 2012年02月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[ブクログ · ★★★★★]

奥トレで交換してもらった一冊。最近鉄道づいている僕にはとてもよかった！鉄博で見た0系新幹線から今の700系新幹線まですべての新幹線に乗ってきた運転士のインタビューから、新幹線の魅力やどう安全を確保しているか、よーく書かれていて楽しく読めました。なにより、電車の乗り方が少し変わった。いつブレーキを踏んでいるのか、発車ベルからどのくらいの時間で出発しているか、電車に乗っているときの楽しみも増えるいい一冊だと思います。加えて、こういう安全や定時運行を確保するための考え方をもっとIT業界も取り入れていくべきかなと思ったりしました。

[ブクログ · ★★★★☆]

開業以来半世紀、過密ダイヤで超高速輸送を人身事故ゼロで行っている東海道新幹線。ハイテクは勿論やはりプロ意識の高い運転士やメンテナンスに支えられてきた事がよくわかる。鉄道マニアでなくても新鮮な情報が多く興味深く読める。

[ブクログ · ★★★★☆]

電車が大好きな甥にプレゼントした１冊。
「好き」を仕事にした人の喜びが伝わってくる。
読みやすい好著。

[ブクログ · ★★★★☆]

何故、人は無意識のうちに安心して新幹線に乗れるのかがわかる1冊。

単に車両の性能だけでなく、運行管理から運転手育成まで全てが1つになって新幹線が運行され、ごく当たり前の様に定刻に目的地に到着できる日本が誇るシステムを知ることができる。

[ブクログ · ★★★★☆]

幼い頃から新幹線を良く利用していたので、今でも新幹線を見かけると立ち止まって目で追ってしまうほど、新幹線は大好きです。本書はそんな新幹線の運転士さんのプロの仕事のお話。誇りと責任を持ち、真摯に誠実に仕事に取り組む運転士さんにあらためて尊敬の念を抱きました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

東海道新幹線の現役運転手へのインタビューをもとに、新幹線の運転の模様を紹介する本。運転の基本的な仕組みや、景色を目標にするなどの定時運転のコツ、運転手の業務ローテーションの紹介など、基本的なところがわかりやすく紹介されている。
そのなかで"0系からN700系までのすべての東海道新幹線を運転"と書かれているなかに500系が含まれていないのがちょっと（笑）そりゃ、唯一JR西日本系の車両で毛色は違うけど、ちゃんと東海道走ってるよと。
巻末の運転手座談会では、自分が新幹線に乗るときにどこに座るか。のテーマで、パンタグラフのある車両にはセミアクティブサスペンションが採用されていて、揺れにくい。と紹介されていて、へぇ。と思った。
それにしても、ここに描かれている運転手の姿はまさに理想的・模範的な姿だけれど、これほどでないと定時運行を保てないというのはちょっとしんどいような気もする。もちろん職業意識は高く持ってほしいが、もう少し余裕を持てるようにしてあげたいなとも思った。

[ブクログ · ★★★★★]

朝日新聞の”ひと”のコーナーでナンバーワン運転士として紹介された木内運転士への更に深いインタビューと運転士，車掌の目線を再現した本．

読みやすく，内容も理解しやすい．
コメント薄いですけど，時間ある人はさらっと読んでみては