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Posted by ブクログ
海外旅行で出会った一粒のショコラが智代をショコラ職人への道へと駆り立てる。そんな矢先、父が事故で入院、肉親は智代だけ。智代はショコラ修業をさきのばしにし、父をサポートするために同居する。
腕がなまらないように、地元のスイーツ店「洋甘」
の店員として働いているが、自分のめざすショコラ職人からはほど遠い場所で…
かわいい表紙とタイトルでほっこり系と思ったら、スイーツどころか、ビターな内容。
理想の生き方と現実問題の間でもがく智代を中心に、「洋甘」店員の、ベジタリアンで優しげな30代の女性、ギャルな、でも味に真摯な女子高生、二人のエピソードも語られている。
うーん、智代の心情に共感する所はあるけど、好感がもてない。他の二人も。
女子高生はしかたないとしても、後の二人は、自分本意すぎに感じた。いや、自分でも解ってるだろうけどね。
その葛藤をリアルに描きたかったのだろうかな?
Posted by ブクログ
読む前は、表紙とタイトルから、甘く可愛らしい話なのかなと思ったのですが、意外にも現実的な話でした。スイートといってるけど、作品的にはビターかな、という感じ。智代はチョコレートが好きで、チョコレートの本当の美味しさを周りの人に伝えたいのに、ショコラティエールとして勤めている洋菓子店「洋甘」は、智代の好きなチョコレートを軽んじている。店を移りたいけれど、それには父親の存在が重くのしかかり・・・。また、「洋甘」のアルバイトである女子高生の愛子、販売員でバツイチの優花も、様々に悩みを抱えながら、自分らしい道を模索していく。この女性3人(特に智代)を軸に物語が進んでいくのだけれど、誰にも共感できませんでした。だからあまり楽しめなかった気がします。
Posted by ブクログ
可愛らしくて甘ったるい表紙とは裏腹に、意外にちょっとシビアなスイーツの物語。
とにかくショコラの描写が美味しそうで、たまらない。自分が普段口にしているのは本物の味じゃないんだろうなと思ったら、本当に美味しいショコラを食べたくなった。
でも主人公のショコラ好きより、愛子のスイーツ好きの情熱の方が読んでて伝わってきた。単純にがっつき過ぎてるからかな。
自分が本当に作りたいものと、働くケーキ屋で出すものとのギャップに悩みながらも、自分なりの答えを探そうとする姿に好感。
すごく読みやすかったし、なかなか良いかも。
しかし菜食主義と肉食主義って、交われないものなのかな・・・。
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