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冬のある日。いちごちゃんは、おばあちゃんの家に遊びに行きました。いちごちゃんは、おばあちゃんの作ってくれる、いちごだいふくが大好きなのです。ところが、今日はありません。いちごちゃんの悲しい顔を見たおばあちゃんは、和菓子やさんに出かけて行きました。「いちごは、おばあちゃんのいちごだいふくが食べたかったのに……」いちごちゃんが、残念そうにしていると、「ぼたっぼたっぼたぼた……」と、どこからか不思議な音が聞こえてきました。音のするほうへ近づいていくと、なんと! タンスからだいふくが落ちる音でした! うれしくなったいちごちゃんは、たくさんのだいふくをほおばり、どんどん膨らんでいき……いちごだいふくちゃんになっちゃった! すると、きなこだいふくちゃんやまめだいふくちゃんがあらわれて……!? 食べ物を主役としたナンセンス絵本で活躍中の著者が描く、笑いとかわいらしさがたくさんつまった、おいしい絵本。
Posted by ブクログ 2011年10月08日
冬のある日。おばあちゃんの所に遊びに行ったいちごちゃん(人間の女の子)。おばあちゃん手作りの大福が食べたかったのに、おばあちゃんは大福を作ってなかった。いちごちゃんがわんわん泣いたので、おばあちゃんは近所の和菓子屋さんにお買い物に。
留守番をしていると、なんと、タンスから大福が山ほど出てきて、いちご...続きを読む
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