野獣の血
  • 値引き

野獣の血

1,540円 (税込)
924円 (税込) 5月9日まで

4pt

4.0

寂寞たる港町・クアムを舞台に、裏社会に生きる者たちの哀切を丹念に描いた圧巻のノワール文学、上陸。

「この七百ページ超えの巨体には、物語を読むことの楽しさがみっちり詰まっている。ユーモアから憎悪まで。人間の気高さからゲスさまで。コメディからノワールまで。善から悪まで。きれいごとでは動かないこの世界の複雑性を、清濁そのまま併せ呑んで描き出したがゆえの深く忘れがたい味わい。『野獣の血』はそういう小説である。」
──霜月蒼 (ミステリ評論家)

1993年、釜山の片隅の港町クアム。万里荘ホテルの支配人ヒスは、18歳の時にクアムの裏社会を仕切るソンに拾われて以来、やくざ稼業に生きてきた。クアムは長年、海を挟んだ影島の組織と睨み合いつつ共存共栄を保っている。だがある日、組が所有する工場が流れ者のやくざヨンガンに襲撃され、平和のバランスは崩れだす。背後に影島がいるのではと疑うヒスは、やがて利権を巡る抗争に否応なく巻き込まれていき……。


映画『野獣の血』DVD好評発売中!
出演:チョン・ウ「模範家族」『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、キム・ガプス『箪笥』、チェ・ムソン『悪魔を見た』、チ・スンヒョン『偽りの隣人 ある諜報員の告白』、イ・ホンネ「悪霊狩猟団:カウンターズ」
監督:チョン・ミョングァン / 発売:ニューセレクト株式会社

...続きを読む

野獣の血 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    2回目の挑戦にてやっと読破
    韓国のヤクザ物
    日本でいうと 黒川博行先生のテイストに似ている

    主人公が ホテルの支配人だったり
    シノギが唐辛子に中国産を混ぜるだったり
    洗濯工場が欲しい利権だったり 
    お国柄がでて興味深い

    仁義というより、腕力や経済力がものをいうところが
    日本と違う印象がある

    0

野獣の血 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

扶桑社BOOKSミステリー の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

同じジャンルの本を探す