リタイア夫の妻たちへ 整えたいのは家と人生 実は夫もね･･･

市川吉恵

ハウスキーピングやおもてなしを自宅サロンや講座などで伝えて四半世紀。素敵な暮らしをしたいと思いつつも体も若い時のように動かないし、子どもは独立し、夫はリタイアして家にいる…いろいろ変わってくるなかで、それでもおしゃれに暮らしながら、残された時間をいかに楽しく生きていくか。熟年世代のためのハウスキーピング＆生き方のヒントをお話しします。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: 青春出版社
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2023年05月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

題名に惹かれて読み始めました。片付けとは未来や過去に片をつけること、今にフォーカスして生活する事が大事、片付け上手は生き方上手。お片付けのときに欠かせない【要・不要チェック】、この作業が上達していくと、後悔しない人生を送るための選択をするのも上手くなっていくそうです。悪魔のささやき「もったいない」これを振り切って、考え込まずに潔くチェックを進めていかなければいけない、ホントにそうだなぁーと思いました。少しずつ自分の周りをすっきりとした空間にしていきたいと思いました。第2章のリタイア夫と愉しく暮らす、とっておきの秘訣の中の“お昼ご飯は、妻のいちばんのストレスです“は、ホントそうです、よくぞ言ってくれました、拍手です。朝からいろいろと家事を済ませていくとなんと、お昼の早い事か。ちょっと集中してここまでやっておきたい、と思っていてもタイムオーバー。自分軸で動けたらどんなにいいか。我が家はまだリタイアしてないのですがそれでもテレワーク中の夫の3食は、なかなかのものです。けして料理が嫌いなのではないのですが、まるっきりまるまる気にせずに過ごせるという事がないのがストレスなのだと思います。第3章の人生を何倍にも楽しくする、素敵な人間関係にヒントがたくさん。大事な5つの習慣「朝イチで口角を上げる」「日常の些細なことから笑いを見つける」「自分は運が良いと心から信じる」「ネガティブな言葉を口にしない」「小さな癒しタイムをもつ」この事を意識して習慣にしていこうと思いました。楽しい関係を続けるための【間】の取りかた、心地よい【間】を設けることの大切さ、なかなかわかっていても難しいけれど意識していこうと思いました。
いろいろな事に気がつくことが出来てとても良かったです。