外資系投資銀行まで完全攻略 最強の就活フレームワークABUILD

新井翔太

ビジネスの本質は「アービトラージ」です。アービトラージとは、差分を見つけ、効率化し続けることで利益を得ることです。経営者は、世の中の非効率的な市場にアービトラージの機会を見出し、ビジネスモデルを確立します。トレーダーは、価格差や金利差を利用した裁定取引で儲けます。就職活動も本質を見極め、適切な戦略を立てることができれば、この差分を利用して勝つことができる市場です。本書で示す本質的な情報就活を成功させるフレームワーク“ABUILD”（アビルド）という差分を手にすれば、外資系投資銀行のようなトップレベルの組織への就職を目指す皆さんは、就活でアービトラージする機会を得られます。大学受験は何年間も勉強しなくてはいけないのに、就活はたった1年にも満たない準備期間で、受験よりも大きな経済効果を期待できます。生涯年収だけでも簡単に、億円以上の差が出ます。こんなにコストパフォーマンスが良いアービトラージ機会はありません。本書を読み終わった後には、就活における強度の高いビジネス思考を身につけ、就活を乗り越えるだけでなく、社会人としても活躍する素地を手に入れていることでしょう。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 就職・起業
• 出版社: PHP研究所
• 掲載誌・レーベル: PHPエディターズ・グループ
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2023年02月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 25MB

[ブクログ · ★★★★☆]

書いてある内容、その考え方と書き方はかなり難しいです。

ただ、著者の企業が提供するABUILD就活自体がトップレイヤーを志望する学生向けのため、その読者層向けという文脈はあっています。

目的や背景、立場など多角的に書かれています

難点は、付録および外銀に特化した内容が80ページ(ABUILDのD以降に該当)に及んでいるので、外銀など受けない人がここで損したと感じるとしたら評価は下がると思います。わたしはこんなことやるのかと参考に読みました。

[ブクログ · ★★★★☆]

就活に対しての真新しさは無かったものの、本質的で大事なことが書かれている。
個人として興味はなかったが、外資系投資銀行を志望する学生は深い部分まで書かれていたのでおすすめ。