アフリカ｢裏｣旅行 サハラ砂漠を縦断せよ

平間康人

“ブラックアフリカ”
その響きに魅せられて旅に出た。
言葉も常識も通じない大陸で何が待ち受けているのか？

・ブラックアフリカの夜
・マラリアは大丈夫なのか？
・日本が国と認めていない国
・50度を超えるサハラ砂漠
・深夜列車の中での死闘
・無国籍地帯を超えろ

など、刺激的なエピソードが満載！
並じゃないぜ、アフリカ！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / 紀行
• 出版社: 彩図社
• ページ数: 195ページ
• 電子版発売日: 2011年08月26日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

　アフリカの紀行文は読んだことがなかったので、興味本位で読んでみたらびっくりの連続だった。著者はアジア放浪の旅に何度も出かけていたらしく、その経験があればこその一人旅だった。危ない状況への対処、信頼できそうな人と怪しすぎる人の識別など、命にかかわる選択を迫られる度に動物的勘でサバイブしていく。砂漠で道に迷って泣きながら歩いたり、旅の友に気に入られて助けられたり、ハプニングだらけの旅も著者のこの気取らない愛すべき性格の故だろう、楽しく読めた。

[ブクログ · ★★★★☆]

何が「裏」なのかよくわからない。
絶体絶命的な、冒険的なことは特にないが、
セネガル、モーリタニア、西サハラはどんな内情なのか
全然知らないので、とても楽しく読めた。
西サハラは治安良さそうなところに、ちょっと行ってみたいと思った。
でも自分にはそんなバイタリティまったくないので
著者は尊敬するし、羨ましい。
できれば西アフリカから南下して、シエラレオネとか、コートジボワールとか
あるいはコンゴ民主などさらに混沌としたところの旅行記を期待したい。