人と人、100年前のヨーロッパの伝統、地元への愛、亡くなった社員の思い──いろいろなものをつないでいるビールがある。岩手県盛岡のベアレンビールだ。地ビール最低迷期に友人同士で起業し、まったく売れずに苦労した日々、事故でスタッフが1名亡くなるなどの試練を乗り越え、2015年には「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストでグランプリを獲得! モノづくりと地域への実直な思いあふれるリアルストーリー。
Posted by ブクログ 2022年06月12日
ビール作りの過程や、コミュニティーがどんどん広がってゆく過程など、次は何を計画されるんだろう?と読んでいてとてもワクワクしました。
ビールで場を作り、人と人とを繋げていく、なんて素敵な仕事なんだと感動しました。私もそんな仕事がしたい。
佐々木陽一さんが亡くなられた事故があったのは私がまだ赤ちゃんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月07日
好きなことを追いたいと思っている人、
起業に興味がある人、
まっすぐにビールの醸造所を立ち上げ、苦難を乗り越えた記録がここにあります。
特に仲間を失う辛さ、苦しさに耐え、それだけではなく未来につなげていくその姿勢からは学ぶところが大きいと思います。どれだけの人がこのような苦難からこのように立ち上がれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月23日
よなよなに続いてベアレンの事例にも学ぶ。ここはクラフトビールのブーム期より少し後の創業だったのね。そしてここも順風満帆と思いきや、大きな事故の経験が。繰り返しになるけど、今はキラキラ見えるところも、当然ずっと順風満帆というわけではない。
この本からは、働き方の姿勢や地元との関わり方、チーム作り、そし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月20日
岩手のクラフトビールメーカー、ベアレンを振り返る話。これからのマーケティングではいかに具体的に絞り込めるか、ペルソナの設定の段は興味深い。メモ。
(1)大切なのはブームで培った経験や財産を次にどう活かし、本物の需要に変えていくか。
(2)インターネットを使った情報の発信は見方を変えれば情報の共有。‥...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月29日
ベアレンビールの創業者の方の著書。
友人が岩手によく行っており、そのたびにベアレンを飲んでいた。
おりしも彼がベアレンの会を東京で企画しており、どんなもんかと思って、参加してみた。
そこには著者の嶌田さんもきており、人柄がいい人だなという印象を持った。
そこで、興味を持ったので、本書を読んだのだが、...続きを読む