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函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに落ちていたのは、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家に飾られていた物だったのだが……。手がかりが得られないまま事件は新たな展開を見せ、捜査は更に行き詰まってしまう。驚愕の結末を迎える、本格ミステリの傑作!
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Posted by ブクログ
函館で評判の美人三姉妹の末妹が殺害される。芭蕉の句に見立てて起こる連続殺人。割とベタな感じの前半ではありますがなかなかの推理の端緒をつかませないというか。
おもしろかったか?というと・・・まあぼちぼちではあるんですが。なんでだろう?なんか妙に読みづらさを感じたんだよな。文章が時折硬く感じたり登場人物がどんどん増えていって「あれ?誰だっけ?」ってなったり。正直途中ちょっと眠くなりました。
探偵役も、なんかこれは前作とかがあったのかな?と思ったけどそういうわけでもなく。急にでてきてさらっと謎解いてってだけだと・・いや登場自体はかなり早くからではあったけど、唐突感は否めない。最初からこいつが真相を暴くんだろうなとわかりやすいわりに最後までなにもしないわけだし。
Posted by ブクログ
俳句の見立てで殺されていく美人三姉妹というプロットは誰が見ても「獄門島」。もっとも横溝流のケレンとは無縁で、警官たちの足を使った地道な捜査が延々と、社会派風に描かれる。それ自体は新本格以前から本格推理をがんばってきた作家さんにありがちな作風なので、そういうものなのだが、描写が淡々とし過ぎていて勘所が掴みにくい。例えば、三つの殺人は実は凝ったトリックによる、一種の不可能犯罪なのだが、それがよく伝わらない。だから快刀乱麻を断つ、ジャン・ピエール少年の謎解きも、読者の方ががんばって驚いてあげないといけないような感じもあって、なんとももったいない気がする。
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小説・文芸
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