嫁き遅れ令嬢の私がまさかの朝チュン 相手が誰か記憶がありません

七夜かなた / 唯奈

早くに母親を亡くし、幼い妹と弟の面倒をみている内にすっかり婚期を逃した子爵令嬢のコリーナ。妹の結婚式で飲みすぎた挙句、酔っ払って目を覚ましたら一人裸で寝ていた。体には情欲を交わした証があるが、相手の姿はすでにない……！ しばらくは相手から連絡があるかとドキドキしながら待っていたが、誰からの連絡もなかった。それから三年、今度は弟の結婚式を目前に控え、独り身のコリーナを心配して弟と妹が紹介した男性は、氷の貴公子と噂される文官のレオポルド。妹の結婚式で会って以来の彼は、なぜか顔合わせから不機嫌丸出しだった。しかし彼とはお互いの利害が一致し、取引のような結婚をすることになったが――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: ノーチェブックス
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2022年07月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

酒は飲んでも飲まれるなを身をもって体験する羽目になったコリーナ。
三年も連絡のなかった「初めて」の相手は。
もうそれは野暮なので今更誰とは言わないが、本人を前に色々爆弾発言をかまして、後々頭を抱えてしまったコリーナ。
でも、同情する余地はある。
何しろ相手の謎が多すぎた。

コリーナへの思いは本物の筈なのに、読者側にすら隠し事が多いレオポルド。
仕事の都合上仕方のないこととはいえ、彼の態度が事態をややこしくしたことは否めないと思う。
もっと早く諸々を明かしていれば！
ただ意外に本命の前では臆病というか、ただ恋する男性だったので可愛くもあり、許せてしまう罠。

意外だったのは、クラレスの態度の変遷。
レオポルド命すぎて、コリーナを追い詰める側になるのかと思いきや（悪役側につくのではないかとすら思っていた）途中で諭されて態度を改め、コリーナを心配するまでに。
レオポルドではないが、どんな魔法を使ったんだと思えるほどの変わりよう。
びっくりだった。

[r · ★★★☆☆]

ライトノベルです

中身は割と面白かったかと思いますが、TL要素なくライトノベルだと思って読めば良いかと思います。
事件の黒幕はどうなったのでしょう？
続巻出るのでしょうか？
煙で媚薬効果みたいな事になって、Hな事にならないストーリー初めて読みました。
それはそれで有りなんだと思います。