人権の普遍性と歴史性 フランス人権宣言と現代憲法

人権の普遍性と歴史性 フランス人権宣言と現代憲法

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【内容紹介・目次・著者略歴】
1789年人権宣言の歴史的・憲法理論的位置づけを検討し、日本の憲法論にとっての意義を提供する労作。

【目次より】
はしがき
第一章 フランス革命と憲法学 歴史学と憲法学の対話をめざして
第一節 革命史学と憲法学 「八九年」へのコンセンサスと“derapage”論
第二節 フランス革命史研究の展開i法史研究にとっての意味
第三節 フランス憲法研究の展開
第二章 一七八九年人権宣言の「普遍性」 その史的起源を求めて
第一節 一七八九年人権宣言の制定と意義
第二節 人権宣言の構造と人権の「普遍性」
第三節 人権宣言と女性の権利 一七八九年人権宣言の「人(homme)」と「女性(femme)」
第四節 人権宣言に対する批判論の展開
第三章 フランスの憲法伝統と人権宣言 二つの「自由」論と二つの「デモクラシー」論の交錯
第一節 フランスの憲法伝統と憲法学
第二節 人権論をめぐる憲法伝統の展開 自由主義法制の確立と二つの「自由」の対抗第三節 主権論・国家論をめぐる憲法伝統の展開 「議会中心主義」の確立と二つの「デモクラシー」の対抗
第四章 人権宣言と日本の憲法
第一節 自由民権運動と人権宣言
第二節 日本国憲法と人権宣言
第三節 人権宣言の意義と日本憲法学の諸課題 むすびにかえて
資料
〔欧文〕
一 一七八九年人権宣言(「人および市民の権利宣言」)〈一七八九・八・二六〉
二 一七八九年の主要人権宣言草案
三 女権宣言
オランプ・ドゥ・グージュ「女性および女性市民の権利宣言」〈一七九一〉
四 一七九三年宣言および一七九三年の主要人権宣言草案
五 日本憲法史とフランス人権宣言
主要文献解題
I 一七八九年人権宣言二〇〇周年に関連する文献・雑誌特集号
II フランス革命二〇〇周年に関連する基本的な文献
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辻村 みよ子
1949年生まれ。法学者、弁護士。東北大学名誉教授。法学博士(一橋大学・論文博士)。
一橋大学法学部卒業、同大学院法学研究科憲法学専攻博士課程単位取得満期退学。
著書に、
『フランス革命の憲法原理』『「権利」としての選挙権』『人権の普遍性と歴史性』『女性と人権』『憲法』『市民主権の可能性』『比較憲法』『ジェンダーと法』『自治体と男女共同参画』『ジェンダーと人権』『フランス憲法と現代立憲主義の挑戦』『ジェンダーと法〔第2版〕』『憲法から世界を診る』『ポジティヴ・アクション』『代理母問題を考える』『概説 ジェンダーと法』『人権をめぐる十五講』『比較のなかの改憲論』『選挙権と国民主権』『憲法と家族』
訳書に、オリヴィエ・ブラン『女の人権宣言――フランス革命とオランプ・ドゥ・グージュの生涯』などがある。

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