くまのこライオン プース

にしむらもも

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ぼくのパパはライオンでママはくま。

プースはライオンのお父さんと熊のお母さんから生まれたくまのこライオン。
お母さんは冬眠するので、冬のあいだはお父さんとふたりで過ごします。
お母さんが目を覚まして家族がそろう春になると、みんなでピクニックや川遊びに行ったりします。
妹のうららはお父さんにそっくりでお肉が大好きだけど、プースはお母さんに似ているのでお魚や木の実やはちみつが好き。
そして、つぎの冬はお母さんと同じように眠くなってきました…。
作者はドイツ在住のイラストレーターで、本書が絵本デビュー作です。
文化や性質が違う者同士がお互いを認め合い、尊重しながら暮らしていきたいという作者の願いを動物に託して楽しく描きます。
子どもから大人までそれぞれの価値観で味わうことのできる絵本。

（底本 2017年10月発行作品）

※この作品はカラーです。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / 絵本・キャラクター
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 児童創作絵本
• ページ数: 32ページ
• 電子版発売日: 2021年12月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 26MB

[ブクログ · ★★★★☆]

８歳１ヶ月の娘に読み聞かせ

ライオンのおとうさんと
くまのおかあさんのもとに
生まれた
くまのこライオンのプース

ええええー
というトンデモ設定だけど
なんとも微笑ましい
エピソードで。

なんか
ほっこりくる。

気に入った

[ブクログ · ★★★★☆]

ライオンとうさんと、くまのかあさんの間の子供、最初はライオンとうさんの表情が怖くも見えたけど、どことなくユーモアがあって暖かい。子供も成長すると、だんだんどちらかに似てくるものねと妙に納得するストーリー。