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軽音部に所属する高校生の楓月は、周囲の環境にうまく馴染めず、目標も定まらない自分自身にモヤモヤを感じていた。
そんなある日、好きなバンドのライブに初めて参加したところ、姉の友人である飛鳥と出会う。
飛鳥は保育士の専門学校に通いつつも、かつて打ち込んだ音楽の道を諦められずにいた。
閉塞した日常に息苦しさを抱いていた楓月と飛鳥。
意気投合した二人はバンド活動を始めるが、様々な障害が立ちはだかり――。
友達、家族、大人、好きな人。
人は誰かを理解しようとする。
誰かに理解して欲しいと思う。
その過程で、ちょっと好きになれる自分を見つけ出す。
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Posted by ブクログ
初めてのボカロ小説。読むには易しい本だなという印象。
曲自体はノリいい曲調で楽しいイメージだったけど、本では割かし重め?の話で、良い意味で意外だった。
ただ後半、4になってから問題が駆け足で、飛鳥と母親との関係も、事故の一件と「よく話し合って」の一言で結構な改心してるの、もうちょっとなんか欲しかったな…。
楓も、中山との謝罪のシーンはちょっとモヤッとした。確かに中山も「男らしく」とかは時代にそぐわない部分あるかなと思ったけど、だからって楓も楓で、それを「間違ってる」と断言するのは間違ってると思った。中山にとって普通だった考えを否定した。それは中山が楓にした行為を、楓がし返したみたいで後味が悪い。多分お互い間違いなんてなくて、大切なのは互いを理解する、し合おうとすること。間違いという言葉は納得できない…。
説教かよって言ってたの、共感だったもん。
彼が思う普通の世界を、他人に押し付けるのは間違ってる、それが楓にとっての「普通」にあたる思いなのでは。
自分の普通が他人にとっての普通だとは限らないと分かっているのに、いつの間にか自分の普通を基準にしてしまう、みたいな描写と矛盾してしまうような…なんかもう普通普通言って訳分かんなくなってきた…。
まぁとりあえず、ノーマル・アブノーマルと、正解間違いってこういう問題の言葉としてすごく似てると思ってて、そこに「間違い」なんて使ったら、また知らず知らずのうちにアブノーマルを生み出してるんじゃないかと思いました。もうこれでいいや!こんな現代社会の問題みたいなの考える予定じゃなかったから!
あと!作曲も小説書くのもできてて凄い!と思った!
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