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十年ぶりに帰省した夏祭りの夜。縁結びの神社の授与所に、巫女姿のさくら姉が立っていた。
「…颯ちゃん?」
東京で働いて十年、女っ気のなかった颯太に、昔と同じ顔で笑いかける。
神社の娘なのに、自分だけ縁がない。閉めた社務所で、彼女は結び紐の儀を持ちかける。二人の手首を紅白の紐で結び、花火が終わるまでほどけなければ縁は本物。
「ほどけたらなかったことにするからね」
片手ずつしか使えない六十分。さらしをほどけばこぼれる爆乳と、神事までほどけない袴。窓の外で花火が上がるたび、確かめる声が崩れていく。
「まだ…ほどけてない…?」
お姉さんぶっていた顔が、最後にこぼした本音。
「ずっと…誰かに選ばれたかった」
さらしからこぼれる爆乳巫女の、花火が終わるまでの縁結び。フルカラー。
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