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社内コンペで、毎日叱ってくる鬼部長に初めて勝った。
冴えない中途二年目の小野寺が「何でも一つ」の約束で求めた景品は、ひとつだけ。
「今夜、部長の命令に全部従わせてください」
拒否権はなし。ただし部長は「お願い」と言ったら負け。負けたら一週間、命令禁止。
五年前のひと言から、欲しいものを命令でしか言えなくなった氷室部長。
脚を揉みなさい。ボタン外しなさい。破りなさい。
命令は一つごとに際どくなり、黒ストの脚はデスクの上で開いていく。
言いかけては飲み込み、夜の会議室で窓ガラスに手をついても、まだ負けを認めない。
「命令ないなら、止まりますね」
手を止められた瞬間、彼女の口からこぼれたのは、五年ぶりのあの言葉だった。
命令しかできなかった爆乳鬼部長の、負けてからの夜。フルカラー。
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