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丹後半島で二年前、生薬学者が姿を消した。地域には三百歳の魔女が棲むといわれる洋館があり、首なし死体も発見されている。編集者・西田真規(まさき)は、薬学の鬼才にして唯我独尊博覧強記の毒草師・御名形史紋(みなかたしもん)、その助手の神凪百合(かんなぎゆり)と共に謎を追う。浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話「パンドラの箱」がリンクする時、真相に繋がる一筋の道が現れる。知的スリルに満ちた歴史民俗ミステリ。(解説・西上心太)
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Posted by ブクログ
丹後には羽衣伝説などの幾つかの女性が関係する昔話があることは知っていたけれど、まさかこんなに大きな話に発展させるとは。。。 今回の御名形はいつもに増してタタル君が乗り移ったかの如く唐突な関連付けの連発で、もはや毒草師シリーズではなく完全にQEDでしたが、まあ面白かったからいいか。 季節が良くなったら...続きを読む丹後神社巡りでもしてみようかな。
浦島太郎と羽衣伝説、松浦佐用姫伝説は日本三大悲恋伝説と呼ばれしかも同じキーワードが隠されている。そして浦島太郎は七夕伝説と同じで何故そこまで形を変えてまで残されているのか、話は天皇家までに及んでいて飛鳥時代の隠された秘話を代々受け継いで護っていた現代の井筒家を御名形が暴露する。 先が知りたくて意味を...続きを読む理解できず読み進めてしまったので、飛鳥時代や神の事を理解してからまた再読したい
今回の話は、いつもとはちょっと違っていて 謎解きというよりは、浦島太郎伝説の蘊蓄の嵐ってところかしら? 歴史は時の権力者によって、都合よく作られているってのは とっても納得いったわ。 どうしても残したい事は、関係者だけがわかるように 民話や伝説といったものに形を変えて、受け継がれる。 まさに歴史民俗...続きを読むミステリ! 特に深いと思ったのが、浦島太郎の「玉手箱」と ギリシャ神話「パンドラの箱」だったりする。 渡す側の意識というのを考えたことがなかったけど 深いわぁ~!!大満足です。
昔話に隠れている真実が、これでもかと語られて見えてくる。そこまで読むのか‥‥参ってしまう。事件に至る背景がここまで長い時間の果てとはムムム
先に七夕伝説を読んでしまったため、一部復習になった。 浦島太郎は七夕伝説であり、羽衣伝説である。 言葉の変遷と歴史の暗喩。 神代の世界とされているのが、如何に歴史を補う史実あり得ているのか、そんなことを教えてくれる。
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パンドラの鳥籠―毒草師―(新潮文庫)
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高田崇史
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