田口卓臣の作品一覧 「田口卓臣」の「怪物的思考 近代思想の転覆者ディドロ」「ペルシア人の手紙」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 NEW 本当の話 - 小説 / 海外文学 1巻770円 (税込) 『法の精神』の著者が挑んだ異色の小説.バッカス祭の酒宴で語られるのは,奇想天外な輪廻転生譚.家畜,奴隷,暴君,宮廷人など,次々と姿を変えながら,苛酷な社会をしたたかに生き抜く語り手たち.彼らの物語は,人間の愚かしさ,欲望の際限なさを,皮肉とユーモアを交えて鮮やかに描き出す.思想史に新たな光を投げかける一作. 試し読み フォロー ペルシア人の手紙 3.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,068円 (税込) 本書は、「三権分立」を説いた『法の精神』(1748年)で知られるフランスの思想家シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(1689-1755年)の名を一躍知らしめた記念碑的作品(1721年)の新訳である。 ボルドー近郊のラ・ブレードの城に生まれたモンテスキューは、ボルドー大学で法律を修め、弁護士になった。1709年にはパリに出て、さまざまな学者や文人と交流しつつ多彩な領域について知見を深めた。本書『ペルシア人の手紙』に見られる東洋についての記述は、この時の成果である。5年後の1714年には急逝した父のあとを継いでボルドー高等法院評定官となったモンテスキューは、その傍らで執筆活動を続け、7年後の1721年に匿名で本書を発表するに至る。 宮廷での政争に疲れたペルシアの貴族ユズベクが友人のリカとともにヨーロッパに出かけてパリに長期滞在する間、故国をはじめとする各地の知人・友人と交わした書簡の集成──このような体裁をとる本書は、たちまちベストセラーになり、発売後1年のうちに10版を重ねるほどの売れ行きを見せた。その魅力は、何よりもまず18世紀前半のヨーロッパ、とりわけフランスの社会を東洋人の目で活写し、風刺したところにある。人々の生活や風俗が具体的に描かれるとともに、時には政治について、時には宗教について語られていく。多岐に及ぶ話題を扱う架空の書簡は、当時の貴重な記録として読むこともできるだろう。 もちろん、フィクションとしての魅力も大きい。ユズベクがあとに残してきたペルシアの宮廷では腐敗・堕落が進み、やがて崩壊の危機に瀕する。ところが、遠く離れたヨーロッパに身を置くユズベクに与えられた手段は手紙しかない。当然のことながら、往信と返信のあいだで生じた出来事についての詳細は語られず、読む者はさまざまな想像をめぐらせながら、宮廷の行く末を見守ることになる。その読書体験は実に刺激的であり、本書がのちの書簡体小説の先駆として高く評価され、読み継がれてきたのも当然のことと言える。 本書は、実力者として知られる研究者が最新の研究を踏まえて取り組んだ、画期的な新訳である。平明な訳文、簡にして要を得た注と解説によって、読む者はたちまち18世紀を生きることができるだろう。今後のスタンダードとなるべく満を持して送り出される渾身の訳業。 [本書の内容] 登場人物 暦について 地名について 関連地図 序 文(1721年) 『ペルシア人の手紙』に関するいくつかの考察(1758年) ペルシア人の手紙 訳者解説 手紙一覧 試し読み フォロー 怪物的思考 近代思想の転覆者ディドロ - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,760円 (税込) 「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である」──そう記したアドルノが第二次大戦後に糾弾した「啓蒙」は、今や破綻している。実証主義と合理主義に基づく人間の理性は、自然を支配し、技術を統制できる。そう教えてきた「啓蒙」に抗して、啓蒙思想を代表するドニ・ディドロ(1713-84年)は「基準/逸脱」や「正常/異常」といった区別を無効にする「怪物的思考」を実践した。常識を覆すスリリングな思想史! 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 田口卓臣の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 本当の話 小説 / 海外文学 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 「法の精神」で有名な啓蒙思想家モンテスキューが著していた、輪廻転生物語。 祭の夜に、招待された客人たちが、自分たちが経験してきた輪廻転生を披露する。 輪廻転生を繰り返しても、同じような「欲」によって決して幸福にはならない。人格が向上することもない。 その「人」の愚かしさが情けなくもあり、滑稽でもあり。 哲学者ニーチェが「人生は繰り返しだ」と書いていたけれど、こういうことなのかもなあ。哲学者も思想家も突き詰めて行けば考えはこういう感じになるのかも。 ちょっとヴォルテールの「カンディード」を思い出した。あれもコント哲学だったなあ。 0 2026年02月19日 本当の話 小説 / 海外文学 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ バッカス祭の酒宴で語られる奇想天外な輪廻転生譚。家畜、奴隷、暴君、宮廷人など、次々に姿を変えながら過酷な社会を生き抜く語り手たち。 0 2026年02月26日 ペルシア人の手紙 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 名著新訳で文庫化された機会に読んでみたが、このような作品だとは思ってもいなかった。書簡形式なので一見読みやすいが、エッセンスが詰まっており内容は深い。当時の背景が分からないと理解し難い箇所もあるが、訳注が良い助けとなる。 0 2020年05月01日