古賀林幸の作品一覧

「古賀林幸」の「充たされざる者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 充たされざる者
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    世界的ピアニストのライダーは、あるヨーロッパの町に降り立った。「木曜の夕べ」という催しで演奏する予定のようだが、日程や演目さえ彼には定かでない。ただ、演奏会は町の「危機」を乗り越えるための最後の望みのようで、一部市民の期待は限りなく高い。ライダーはそれとなく詳細を探るが、奇妙な相談をもちかける市民たちが次々と邪魔に入り……。実験的手法を駆使し、悪夢のような不条理を紡ぐブッカー賞作家の異色作。

ユーザーレビュー

  • 充たされざる者

    Posted by ブクログ

    振り回され続ける主人公にイライラして何度もやめたくなったけど、そのうちクセになって逆にやめられなくなった。
    一筋縄じゃいかない、すごい小説。

    0
    2026年02月18日
  • 充たされざる者

    Posted by ブクログ

    どこまでも続く混沌とした世界。希望を求めながら、信念を抱きながらも、どうしようもない世界に身を置く人たちの声が響き合う。
    そんな物語(物語ではないかもしれない)を900ページにわたって総合的に立ち上げている。良い意味で退屈。読み続けるのに苦労したが、唯一無二の読書体験だった。
    柴田元幸さんがイシグロベストに挙げるのも納得の一作。

    0
    2024年09月18日
  • 充たされざる者

    Posted by ブクログ

    面白かったの一言に尽きる。ページが進めば進むほど引き込まれていった。不思議な雰囲気が癖になる。カズオ・イシグロ作品の中でいちばん好きかも。

    0
    2024年05月14日
  • 充たされざる者

    Posted by ブクログ

    とても風変わりな作品。私はこういうの好き。

    夢の中のように脈絡なく続くストーリー、歪んだ時間、辿り着かない目的地、見知らぬ知人達(矛盾してるけど"見知らぬ知人"が正しい表現だと思う。)
    永遠と続くワンカットシーンのような小説。

    読後は長い夢を見終わったような気だるさ。

    0
    2020年11月16日
  • 充たされざる者

    Posted by ブクログ

    この本はすごい。ほとんどもしくはすべての登場人物が自分のことしか考えられない。もどかしい思いで何度も本を閉じたのだが、読みきったあともう一度それぞれのエピソードを読んでみると、噛めば噛むほど味が出てくる。吸い尽くせないほどに。頑張って読み切る価値がある。

    自分は果たして本当に誰かのことを知りたいと思ったことがあったのか? そう思っていたと感じていたときでも、ただ自分のことを誰かがどう思っているかを知りたかっただけではなかったのか? 時に誰かに優しくすることはできるが、結局いつも自分のことばかりだったんじゃないか? そんなことを思う。

    最初は荒唐無稽で夢のような世界の話だと思うのだが、読み終

    0
    2020年04月19日

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