作品一覧

ユーザーレビュー

  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    難解な言い回しが多いので最初〜中盤は苦戦しました。中盤から、書店員さんから聞いていたこの本特有の「文字の壁」が楽しいものに変わり、一ヶ月読んでいても飽きない本でした。下巻読むのが楽しみです!
    自分の思考の癖にはなかったのものが、鋭い入射角で迫ってくるのが楽しい作品でした。哲学は本当に面白いです!

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    2026年03月30日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    ドゥルーズガタリのオイディプスへの告訴文が個人的体験と結びついたこともあり、非常に好感度な読書体験へと昇華できた。
    正直理解半分なとこも多々あり、参照すべき文献に全く当たれていないため時間をおいて再読する予定。
    精神分析の広まりが薄い日本においては、ドゥルーズガタリの言説にどれほどの適用範囲を与えるべきか曖昧なところ。
    要点は、フロイトの権威が確立されて以降の20世紀ヨーロッパ精神医学において、オイディプス的還元という絶対的神話が患者だけでなく、一般の人や知識人、芸術家等に多大な影響を与え、その余波は多くの分野に広がったということ。
    そのせいでどこか世間一般の常識や始まりとして措定されるに至っ

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    2024年02月25日
  • 千のプラトー 下 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    「リゾーム」「多様体」「器官なき身体(CsO)」「強度」「顔貌性」「非正確(不正確ではなく)」「存立平面」「戦争機械」「抽象機械」といった数々のD-G用語について、おぼろげながら理解した。

    本の主題は、資本主義と分裂病なのだが、内容は資本主義の分析にとどまらず、「人間」「言語」「国家」「生命」を、歴史的・宇宙的な規模から考察するどえらい内容となっている。

    思考のフィールドが広大すぎて、さすがの翻訳者(宇野邦一先生)も、その全貌をとらえきれないという感じで、あとがきを書いておられる。発刊後43年が経過して、まだ、この本の本格的な解説書は現れていない。
    リゾーム概念は、おそらくブロックチェーン

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    2023年05月25日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    半ば学者の義務感で翻訳されたような旧訳ではなく、読み手を意識している新訳は、文章の意味が、わかりやすい。
    一体全体、何の話かと思わせる旧訳と違って理解できることが、とても嬉しい。
    が、それは、書からのメッセージを解読できるかという意味とは、別次元の話である。

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    2019年03月16日
  • 千のプラトー 中 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    記号の発生から、記号を脱したアナーキーな領域の多様性までを語る『千のプラトー』シリーズの中巻。脱記号化と、カオスからの非記号的なものの発生を語るパート。
    単に記号的なものを否定的に語るだけじゃなく、記号そのものの成立と非記号的なものの成立自体を描き出すことによって記号に対して批判的な立場を取るというやり口は、ドゥルーズの面白いところ。おそらく、そういう仕方で対象を肯定することこそが、もっとも批判的でありうるのだと思う。寄り添い存在することはそれ自体差異の共存であり、批判的創造的なんだろう。(そうした存在性について述べられるのが下巻)

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    2017年06月29日

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