おでんさんのレビュー一覧
レビュアー
-
-
-
しみじみ良い・・・。
発売してすぐ紙の漫画を買って読んで(2007年!)、何年も経って、電子でも買いました。
最初読んだ時は、天野先生はやっぱり聖剣伝説のコミカライズのが好きだなぁ、なんて思っていました。ところが、年々すごく好きになってきて、読み返す回数が何気に多いです(^^)
天野先生のギャグや、キャラ達のかけあいが本当に大好きです。クライマックスのシーンはホロリとしてしまいます。
何より主人公の永ちゃんが、いつの間にか成長していたのがしみじみ嬉しかったです。頼もしくなった永ちゃんを見つめるちとせねーちゃんの顔がとても良いです。先輩の一之江や、バードンが大好きな吉佐ちゃんも良いです。
一冊なので読むのに時...続きを読む -
-
-
涙・・・。
学生の頃2、3巻だけ読んだことのあるシリーズです。何年たってもたまに思い出す台詞やシーンがあったので気になってしまい、1巻から全部読もうと思い、購入しました。
大人になって読んでも、凄くツボでした!カッコいい設定、戦闘シーン、でも何よりも、納得のいく各キャラの心理描写が本当に良い!ディー、セラ、マリア、祐一・・・。誰の気持ちも丁寧に書かれています。そして、学生の頃は嫌な人だと思ってしまったクレア!彼女の気持ちも今読むと凄く切なかった(;;)かと言ってやっぱりセラが悪いわけは全くなく、それぞれの立場が違い過ぎて辛いです。
1~3巻まで、全部泣きました。電車で読むのはちょっと危険かもしれません...続きを読む -
-
-
やっぱり白刀武士は強い!
獅氏門さんが凄く強いです!格好良い!
やっぱり白刀武士は他の追随を許さない強さですね。敵側の白刀武士である四郎も、かなり薄情な人間(悪党らしくて良い)なのに七緒や三喜人に慕われるのはやっぱり「最強」だからでしょうか。そしてなんと、小次郎にも重大な秘密があったようで、謎が深まる展開です(><)
あと、最後の三喜人が怖いです。これは、敵が一枚上手だったのか、はたまた味方がエグイことして敵を騙しているのか現時点では分からず・・。どっちにしろ怖いのですが、「大連鎖」の意味もまだ分かりませんし、早く続きが読みたい!
それにしても、黒鬼神のスケールの大きさがとっても良いですね! -
ついに・・・。
ついに、あまつきと梵天の正体が判明します!(ここまで丁寧に伏線が張られてきたので、読んできた人には既に予感があったと思います。)
この作品を読むのは二度目なのですが、結末を知ってから読むと、最初からあちこちに伏線が張られていたのに驚きます。
所詮は仮想現実、と言い切ってしまうのは簡単ですが・・・。そっちの方が大事になってしまうのは、分かる気がします。ファンタジーの世界なんて、健康な人でも一度は行きたいと思う場所だと思いますし。現実で、自分の意志では指一本動かせない人はなおさらではないでしょうか。
漆原のやることは恐ろしいですが、こんな人が現実にいたら、付いて行ってしまう人は大勢いるんだろ...続きを読む -
-
面白くて一気読み!
面白くて読み始めたら止まらず、一気に読み終わってしまいました!
ついに、きずなのお父さんを殺したことを打ち明けた仁。これまでの家族の形は壊れてしまいました。それでも、残っていたお互いを想う気持ち。大切な者を守りたい気持ちを「悪」と断言したのには驚きましたが、なぜ「悪」なのか、読んだら納得でした。仁も「悪」、きずなも「悪」、メイゼルも「悪」、リュリュも「悪」・・・。エレオノールは「悪」を守るから「悪」に加担していることになるのかな?私情をはさまず、執着もしないアンゼロッタ。彼女が「正しい」のだとしても、「悪」を行う人々の叫びに心が震えました。そ、それにしても、なぜアンゼロッタとメイゼルはそっく...続きを読む -
答えの出ない問題。
誰だって、大切な人が亡くなって、その人がその人のままで戻って来てくれたら、もう二度と離れたくないと思うのではないでしょうか。
自分の身近な人で想像してしまいました(生きている人も、もういない人も)。「一度死んだことがある以外に生きている人と何が違うのか。」という問いに、返せる答えが見つかりませんでした。読み終わった後、ぐるぐる考えてしまいました。さすが、なるしま先生です。
リューと鷹子はどこで殺されてしまったのか、あの洞窟でのシーンの後一体何があったのでしょうか・・・。
このお話を読んで、以前見た夢を思い出しました。亡くなった犬が生前そのままの姿で生き返り、それは化物だから殺しなさいと誰...続きを読む -
大切なことを教えてくれる。
自分だけが正しいと思ってはいけない、というとても大切なことを教えてくれます。
トーイやクリス、そしてヴィンセントにもそれぞれの言い分があるのですが、彼らは全員、相手の方が間違っていることを前提に話をしてしまいます。けれど、たとえ相手がどんなに酷いこと(と自分が思うこと)をする人であっても、「自分が正しい。」と考えた時点で人は傲慢で排他的になってしまう。ラズを傷つけた相手にトーイが怒った時、ラズは相手が過去の戦争からラズのような人種を怖れているのだと諭しました。「そういう人もいるんだなってだけで良いんだ。いつも自分の考えだけが正しいと思わないで。」という言葉が胸に刺さります。実践するのはとても...続きを読む -
世界観がとても良い!
なるしま先生の作品の中でも特に好きな世界観です!
最後は、とりあえずひと段落、でもこれからも大変なことは続いていく、という雰囲気の終わりでした。特に、都で頑張ることに決めた小さな昴が心配です。でも、お人よしの蝶子や恒河シャ(の一部?)が昴を助けると決めてくれているようなので、少しホッとしました。
神々の強さ、美しさ。人の醜さ、欲望。そして、存在しないはずの不滅城など、わくわくする要素がたくさん出て来て、楽しませてもらいました。
なにより、主人公の鉄壱智がとても良いです!どんな時でも鉄壱智がいれば大丈夫だと思わせる明るさと頼もしさ。主人公らしくてとても良かったです(^^)鉄壱智の正体は意外...続きを読む -
人外って良いですよね。
思ったよりダークなお話もあって、驚きました!でもこのダークさ、人外の所業だと思うと自然かもしれません。でも、人外よりも人間の方がダークだった、なお話もあります!
人間と人外の恋、それも人外が人型ではない(体系が人でも顔が動物だったり)ものって、意外と少ない気がします。人外はほとんど動物っぽい種族なので、みんなとても可愛いです(^^)どのお話もとても楽しく読ませてもらいました。
特にお気に入りとなったのは、ながべ先生の「デージー、またあした。」です。鳥が本当に可愛い!このお話が収録されているながべ先生の短編集を買おう!と思ったくらい、気に入ってしまいました。 -
好きです。
アンソロジー、「異種恋愛物語集」で知った作家さんでした。何作か読んだら、妙に心に引っかかってしまって、この漫画も買ってみました。
細かい部分は詳細に説明されませんが(すずめが恋した経緯や、あーちゃんの家庭の話など)、あっと思うシーンやツボにはまる設定などがあり、とても印象深いです。
行き着くところまで行って、やっと人間の姿に戻れるようになった時にはもう中身が人間ではなくなってしまっていて。それでもまだ残っていた想いがあって、それを支えに生きていく。切ない、ハッピーエンドともバッドエンドとも言い切れない、不思議な読後感ですが、個人的に、凄く惹かれるものがありました。
それにしても、絵柄のせ...続きを読む -
-
-
-
-
-
-
まさか!
またマッキーに会えるとは、嬉しいです!無事で良かった!しかし、前回のカオルとサブちゃんについては一言も出てこないので、「あの二人どうなったんだ~!」と思いました。でも、そんな疑問も吹き飛ばす勢いがあるのがこのシリーズの面白さです。
最初はギャンブルのイカサマを逆手に取っていく気持ちよさに夢中になりましたが、途中でとんでもない展開に・・・。このシリーズは本当に予想のつかない展開の連続でハラハラさせてくれます!
今後、またマッキー達に会えたら嬉しいですが、さすがにもうないのかな?最強オカマ、ジェニファーの呑気なリアクションがとても良い味出してました。 -
-
その後も読みたい。
短くもきちんとまとめられていて、面白かったです!そして、とても読みやすい!
主人公ミヤが日本から持って来た道具を見よう見まねで作ってしまうマユズミさんが凄い!ミミズクの魔法が凄い!
異世界人たちが凄い!というのが異世界ものとしては新鮮な気がしました(^^)けれど、ミヤの漫画技術に異世界人たちがびっくり、というシーンもちゃんとあるので、バランスが良いです。
最後のシーンもあったかくて好きです。ミミズクのお相手は、ミヤになるのでしょうか。でも、イシリアもミヤを好きだと分かる描写があるので、どうなるか分かりません。もしその後の話が描かれるのであれば、読みたいな~!と思いました。 -
鷺嶋さんが再登場!
なんと、「闇都市伝説」4巻収録の「サイコパス診断」で登場した絞殺魔、鷺嶋さんが再登場します!今回は映像のみの登場でしたが、2巻では彼女がメインで活躍するようで、楽しみです。また、刑事の鷹村さんとハッカーのヒカルくんも出てきますので、ぜひ「闇都市伝説」4巻と併せて読んでもらいたいです(^^)
本作の主人公零央はサイコパシー・レベル・テストでトップクラスのレベルSという重度のサイコパスのため、主人公らしからぬ問題発言や問題行動を連発します。けれど、零央には肝の据わった叔母の萌子さんが傍にいて、それにより最後の一線を越えずに済んでいます。この、零央と萌子さんの関係がとても良いです。既に亡くなってい...続きを読む -
-
大満足!
ついに最終巻を読み終わってしまいました。本当に楽しい読書時間でした!
11巻で再演魔術が凄まじいものであることが明かされてからは怒涛の展開でした。想像していたよりもずっと壮大な展開となり、ページをめくる手が止まらず・・・。最後まであっという間でした。
振り返ると本当に、1巻時点ですでに最終巻までつながる伏線がちりばめられていて、驚きました。1巻のメイゼルの誕生日会で、メイゼルが「あたし、二十五歳よ。」と言ったのがまさか伏線だったとは夢にも思いませんでした。他にも見逃している伏線がたくさんあるはずなので、最初から読み返そうと思います。
仁とメイゼル、きずな、エレオノール、王子護、セラ、ケイ...続きを読む -
-
-
ハラハラ・・・。
面白くて大満足なのですが、みんな大変そうで、どうにか上手くいく方法はないものか!
今回は円の話が読んでいて辛かったです。迂闊なところが多々あるとは言え、悪気はないのに周りが修羅場と化していく・・・。愚痴りすぎるのは相手に負担ですが、悪口やセクハラなど辛いことも多いので愚痴らないともたないのかな。ただ、慎二とはお互い相性が良くないんだなと感じます。
うららの「優しい人達ばっかりがわがままな奴に振り回されるの観るの嫌。そういうのもう飽きた。」がカッコいい!
凪パートが今回の癒しでした。色々波乱の予感がないでもありませんが、続きがとても楽しみです。みんな幸せになって欲しいです(><...続きを読む -
おお!
もしかすると、もしかするのか?と思っていましたが、最終話のずっと後(番外編)に縁と桃がくっつくとは!
桃が縁の息子(故人)の元奥さんというもの凄い設定なのですが、第1話からの二人の関係の積み重ねと、最終話まで縁が桃を女性として見ていなかったこともあり、嫌だと思いませんでした(息子と桃の関係も、実は恋愛ではなかったことも明かされましたし)。相変わらず、忍先生は一見受け入れ辛い設定を難なく読ませるのが本当にお上手だなぁと思いました。
最終話付近は不覚にも涙が・・・!ジーンとしてしまいました。
桃の学校の友達、縁の後輩教師達などみんなキャラが立っていて、掛け合いが本当に楽しかったです。 -
悲しい。
アニルの最期が泣けました。ルジュナと最後の会話を始めたところからもう・・・。
アニルの死を乗り越えたルジュナの今後の活躍に期待しています!真昼の始めたことがどんどん大きくなっていって、どこまで行くのか不安を感じてしまいます。月夜とも対立してしまったし。サクラははっきり敵なイルよりも、敵か味方かはっきりしない錬の方が嫌なのですね。同じ悪魔使いである二人には仲良くなってもらいたかったですがこれは絶望的な感じが(TT)
あと、今回自分を見失って苦しんでいたクレアがヘイズと旅をすることになったのはとても嬉しかったです。ヘイズが船に乗って良いと言った時のクレアの喜びが凄く伝わって来て、「良かったねー...続きを読む
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。