【感想・ネタバレ】奈落のエレベーターのレビュー

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「木下半太」のデビュー作『悪夢のエレベーター』のその後を描いた『奈落のエレベーター』を読みました。

『悪夢のドライブ』に続き「木下半太」作品です。

-----story-------------
やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された「三郎」。
彼の前に、殺意に満ちた少女「カオル」が立ちはだかる。
一方、事情を知らずに車で待つ「マッキー」の元に、男の影が…。
薬で眠らされた「マッキー」が目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。
自分たちは最初からハメられていた?
『悪夢のエレベーター』のその後。
怒涛&衝撃のラスト。
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『悪夢のエレベーター』の背筋がゾクッ… とするような、恐怖感のあるエンディング、、、

これで終わったんだぁ… と思っていたら、続きがあったんですね。

本作は、『悪夢のエレベーター』のエンディング直後… 事件のあったマンションから「三郎」と「マッキー」が立ち去ろうとする場面から始まります、、、

共犯者(主犯?)の「カオル」がいないことに気付いた「三郎」は、再び(悪夢の)エレベーターに乗ることに… そして、それが奈落の苦しみのスタートに。

「三郎」、「マッキー」、「カオル」の三人の視点から描かれていますが、場面がテンポ良く切り替わり、怒涛の勢いでエンディングまで一気に読ませる面白さは、相変わらずでしたね。

新オカマキャラ「ジェニファー」の活躍が小気味良さを加えているし、

新たに登場する悪役の≪業者≫が憎らしい役割を与えられて主人公たちを応戦したくなるし、

「三郎」、「マッキー」、「ジェニファー」の信頼関係に共感できるし、

「カオル」の暴走は怖いなぁ… と思いつつ、どんどん先が読みたくなるし、

とうことで、愉しく読めました。

映像では観たくない残虐なシーンがあったり、何人もの死人が出ますが、小説の中ではコメディタッチでカバーされていて、気持ち悪さを感じませんね… 本シリーズは、ホントに出来の良い作品だと思います。

文芸色はないですが、エンターテイメントとしては一流ですね。

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2022年06月13日

ネタバレ 購入済み

壮絶な展開!

とにかくマッキーとカオルの度胸には感心させられてしまいました!自分にもこれだけの度胸があれば・・・。
新キャラも登場し、息もつかせぬ展開です。いきなり前作の続きから入るので、全く違和感なく読めました。
カオルとサブちゃんには生き延びて、またマッキーと再会して欲しい。2人ともシャレにならないことをたくさんしてしまったのですが(特にカオル)、それでも。
しかし、エンディングの後に何が待ち受けているのか、想像もつきません・・・!奇跡は起きて欲しいですが、怖いこともいっぱい起きそうで、とにかくみんな、生きて欲しいです。

#怖い #泣ける

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2022年09月29日

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出てくるキャラクターの個性が強い!!

オカマキャラのマッキー、怖いシーンでもマッキーのツッコミを聞くと和みます。
漫画【ワンピース】のぼんちゃんみたい♪♪

ハラハラして怖いシーンが続くけど、その中にある駆け引きやツッコミが面白くて、一気に読みました。

スッキリスッキリ、満足です。

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2010年05月08日

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んまぁー笑えた!
バイオレンスな内容なのに緊張感ゼロ!
声だして笑ったし。
ハイスピードで話は進むよ~


( ・_ゝ・)<内容と状況とセリフとの温度差が笑える!

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2011年06月27日

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前の作品で最後気になる終わり方で終わってたけどこの続きが読めたおかげでスッキリ。ただ今回も、まだ次に続きそうな感じが‥

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2024年01月23日

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後日譚や同じキャラクターを使った別の物語が多いのに、完全に前作の終わりからリアルタイムで物語が始まる続編モノは初めて読んだ。ずーっとクライマックスみたいで少し疲れたけど面白かったです。カオルは不死身すぎてビビりました。

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2021年10月29日

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悪夢シリーズ第4作目
1作目の悪夢のエレベーターの続編なので、2と3は飛ばして本作を先に読みました。

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2020年10月23日

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悪夢のエレベーターの続編。
三郎、マッキー、カオルのその後。
野球を通じた三郎とマッキーの友情や物語の後半に登場するマッキーの後輩のジェニファーの意外な強さ。そして今回の敵となる、きちがいな警官たち。前作はギャグ的な要素が多かったけど今作は以外とシリアスでした。

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2019年08月30日

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悪夢シリーズ 第4弾

悪夢のエレベータ―続編。

姉の夫・小川順への復讐を果たしたカオルだったが、復讐の炎は不倫相手の須藤陽子へ向けられ、再びマンションへ。

それから怒涛の犯罪劇に発展していく。

神崎や汚職刑事・夢野の登場に、オカマの拳法の達人・ジェニファーなど・・・

カオルと三郎、マッキーの運命は二転三転どころか十回ぐらいしてしまうげっそり

ありえないけど、リアリティを超越した面白さ。

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2018年11月16日

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やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された三郎。彼の前に、殺意に満ちた少女が立ちはだかる。一方、事情を知らずに車で待つマッキーの元に、男の影が…。薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。自分たちは最初からハメられていた?『悪夢のエレベーター』のその後。

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2018年06月17日

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 『悪夢のエレベータ』の直後からのお話です。
 ほんと、直後です。
 数秒後からです。

 相変わらずオカマちゃん大活躍ですw
 そして、相変わらずのジェットコースター&裏切りだらけの展開です。

 悪夢はまだ終わっていなかった。
 奈落の底に叩きつけられる登場人物たち。
 消えた薬の行方、復習の結末。
 最後のページまで気が抜けない!

 紹介文は、って感じですかね(笑)

 個人的には…。
 『悪夢のエレベーター』で終わっておいた方がよかったのでは…って感じがします。
 だって、続きだと思うとあり得なさすぎて…。
 でも、続きだと思わなければ楽しめる作品です。

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2011年03月11日

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悪夢のエレベーターの続編。


‥えぇえ、続くんだ‥

割とリアルに死体が生まれる木下作品の中でもかなりストローングにグロいエレベーター。
これを進めますかさらに‥

嫌な予感はよく当たる。

もう、心臓に弱い人には勧めません!良い子は読んじゃダメ!
なんて言いたくなるほどもう、今回はさらに過激です

包丁もアイスピックもバットもライフルも禁止!
やめてそこでモンキーレンチは!!

劇作家の作品だけあって、もう、表現がなまなましすぎ。
イタイッテイタイッテ、ちょちょちょちょー!だめだめ!!


素敵にGは感じられるしある種突き抜けて爽快なんだけど、
これ、人を選ぶわぁ。

でも、太田太さん、好きです。
もっと大活躍してほしかったな。
痛くない続編、お願いします!

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2010年04月19日

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うわー。まさかこんなことになるとは!!
思いのほかグロい!
けど面白くてのめり込んじゃう。

『悪夢のエレベーター』の映画は、ここまで考えてるのだろうか?
それにしても、『ドライブ』から、こういう展開になるとは!登場人物も、過去の作品からの引っ張り方も。
とにかく、目が離せなかった。

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2010年03月15日

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えらく簡単に人が死ぬのにちょっと すごいなと思いつつw 
でも笑える部分もありなかなか楽しめました
というかすぐ読めました。

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2010年03月03日

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悪夢のエレベーターの続き。

展開が怒涛。

最後の時点で、みんな危うすぎる。

軽いノリの割りに、たくさんの血が出て人が死んだなぁ、と思った。

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2010年01月27日

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悪夢のエレベーターを読んだのはかなり前だったので、ほとんどおぼえていなかったが、それでも普通に楽しく読めた。

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2019年11月23日

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ネタバレ

本当にそのまま、
悪夢のエレベーターのその終わった瞬間からの続きなんですね。
間違いなく、
悪夢のエレベーターを読んでから読みましょう奈落のエレベーター!

つかね、
前に読んでて読み直してなかったんで完全にうろ覚えなうで読み始めて、
ん?
と、
分からなくなることたくさん。

そうそう!
この作者の木下半太さん。
舞台の脚本とかを書いてるせいか、
舞台ちっくな文体になっててそこが好感を持てたのよ。
でも、
今回のはちょっと、
そういう舞台テイストってのがなくなってて微妙。。。
悪夢のエレベーターの良いテンポのドタバタ感がちょっと潜まってて残念かもです。
って、
言うのが全体の印象。

ゴスロリなカオルに、
オカマのマッキーに、
三郎だ!

カオルがさらの陽子を殺しに行くんだ!
それを止めに三郎が行くけど無理なんだよねぇ。。。
一方、
マッキーは車でお留守番をしてたんですが、
そこに現れたるは業者。

前回の悪夢の時に使った薬を売ってくれたヤバイ人のこと。
その元締めが銀行員(あだ名な)
銀行員と、
マッキーのやり取りはハラハラよ。
で、
途中からジェニファーも加わるの!
ジェニファーはオカマですが日本拳法の達人だったりするんですよね。
関係ないけど、
マッキーがどうしても、
ワンピースのボン・クレーと被って残念というか、
良い彩りをくれてる笑
どうしても、
マッキー=ボンちゃんになっちゃうのよねぇー。
で、
このジェニファーもですが、
1番残念なのが、
ジョギングしてたおじいちゃんよね。
このシーンは笑ってしまったわ。

カオルは殺し過ぎじゃないか?
シリアルキラーになっちゃってるよね。

三郎なんか、
元々からそんな感じだった気がするけど、
ダメダメだめんずですよ。

最終的には、
三郎は生きてる?
カオルも?
つか、
マッキーとジェニファーも病院にいる?
つか、
悪夢シリーズまだ続いたりするのか?!

1はおもしろい!
2は微妙。。。
3は?
どうなるんでしょう?
つか、
3あるのか?

1は舞台ちっくで、
2は映画を目指してたのかな?
よく文中でも、
映画の話が出てくるのよ。
ホラー映画のワンシーンのようにとか、
レオンのゲーリー・オールドマンとか、
タイタニックがどうのこうのとか、
そういうの目指して書いてたのかな?

あとね、
視点が「三郎」「マッキー」「カオル」って、
ちょこちょこ変わりすぎるのね。
3つの短編をいくつかに切り分けてばらばらにまとめたって印象も残念ポイントかな。

3があるなら期待しようか。

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2016年04月02日

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笑いあり涙ありどんでんありで、エンタテインメントとして普通におもしろいが、木下作品としては下作。意想外の振幅も小さく、全体として、ただのドタバタ劇に終わっている。木下氏ならではの奥行き、深みがなかった。乏しかった。個人的には血腥すぎるのも嫌気した。残虐シーンだけは未だに苦手。心臓の弱い人にはちょっと厳しい。かなりの部分、目を覆ってしまい興も半減。普通に楽しませてもらったのだが、木下氏だからこその辛口評。

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2015年04月05日

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悪夢のエレベーターの続編。最初から最後までぶっ飛んでます。でもこのハチャメチャな感じが好き。ジェニファー最強!

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2014年02月10日

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「悪夢のエレベーター」がいい出来だっただけに難しい試みだったとは思う。
話が広がり過ぎた気はする。

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2013年11月06日

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人死にすぎ。痛い描写がおおくて顔をしかめながら読んだ。おもしろかったけど、なんか切ないな。。カオル、どんな気持ちになるんだろうか。
オカマの二人のやりとりは面白い。特にジェニファー最高最強!目が覚めたら奇跡が起きてるといいね。

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2013年04月11日

Posted by ブクログ

とにかく物語のスピード感、爽快感が素晴らしい。誤植に一瞬気が付かなかった。

そして今作もクスッと笑ってしまった箇所が。キャラクターが面白いなあ。

【悪夢のエレベーター】の続編ではあるが、別物として読むのが良いかもしれない。

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2013年01月18日

Posted by ブクログ

悪夢のつづきですが、前作の方が良かったです。
テンポの良さは、相変わらずなのですが、なんかそれだけになってきたかも。。。

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2012年07月14日

Posted by ブクログ

前作が限りなく★4に近い★3であるなら
本作は★2よりの★3...という感じですね。
(いや、それなりに面白かったですけどね)

時間軸がちゃんと直後からの物語になっているのは
Good!なんだけど、他の部分が前作とかはなれていすぎるため
がっかり感がでてしまうのは否めないかな。
場面がころころ変わったり、3人称視点が混じったり
登場人物がやたら増えたり.
カオルが不思議キャラでなく、単なるピーだったり

なにより、エレベーター関係ないじゃん(笑)

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2012年02月11日

Posted by ブクログ

ちょっとやりすぎだろうっていう場面もあるので☆3っつ。

でも、マッキーが面白すぎて、倫理的にどうなのって場面でも笑ってしまいました。

続編のが好きです。
やっぱり男は拳で戦ってほしい。
銃だと一瞬だから本だと迫力にかけるし。

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2011年11月01日

Posted by ブクログ

「悪夢のエレベーター」の朝のその後を描く。
相変わらず、救いようのないほど人が死んでいく。。
コミカルはホラーと考えれば純粋に楽しいが、
「悪夢の観覧車」に比べて、最後まで救いがないところが、
ちょっとつらい…。

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2010年11月19日

Posted by ブクログ

一寸先は闇とはこの作品にぴったりの言葉だ。
悪夢は全然終わっていなかった。
次々とわかっていくショッキングな事実に読んでいるこちらも驚かされるし、辛くなる。
なんで、こうなるかなあと思う。
とりあえず、みんなもっと命を大事にしてくれよと思わずにはいられない。
あまりにもむごすぎる。
ちょっとやりすぎな感じがする。
人間死に物狂いになったら何でもできるんだな。
スラスラ読めて3時間くらいで読み終えました。

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2010年10月13日

Posted by ブクログ

悪夢のエレベーターの続編。

結局救いようがない。かつ、ありえないことが多い。
コメディとして読めば読めないこともない。

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2010年08月01日

Posted by ブクログ

悪夢のエレベーターの続編。
なんか笑いどころは満載だし、疾走感はあるのだけれど、血が多すぎるし救いがなさすぎて・・・。
良くも悪くも脚本家が書いた小説ですね。

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2010年07月03日

Posted by ブクログ

悪夢のエレベータの続編。
改行が多いので一日で読める。
続編だけど、別に読まなくても支障はない。
人死にすぎだし。

今回は特に驚く展開もない。

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2009年12月03日

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ネタバレ

購入者:古野(09/10/19)
スピード感がありテンポのいい展開でおもろかったです。
石丸:返却【2009・12・14】
【悪夢のエレベーターの続編】です。展開が同じでそれほど面白みが無かった気がします。小説なんで、それとなくまとまって終わりますが・・・
貸出:仲村(2009.12.14)返却:(2009.12.22)
ハラハラドキドキおもしろかったです。特にジェニファーさん最高です!!
私の周りにあんな人いないかなぁ・・・。
貸出:油谷(10/03/17)
続編なので、登場人物に親近感が湧き、一体どうなっていくのか気になり一気に読めました。ただ、前作より暴力的な描写が多かった気がしました。
貸出:中山(2010.4.1)返却(2010.4.2)
すぐ読めます。展開がどんどん変化していきます。読んだ後に何も残りません。1年後には内容はまったく覚えてないと思います。それくらいの内容でした。
貸出:滝口(2010.7.24)返却(2010.8.28)
ざーと読み終えました。時間待ちな時いいかも一冊です。
貸出:山口返却(2010.11.9)
相変わらずキャラが濃くておもしろかったです。
貸出:細見(2011.1.6)返却(2011.1.17)
すごいハイスピードの展開で、読むほうもハイスピードで読めました。大変面白かったです。ただ登場人物が次々・・・。ちょっとやり過ぎ。
貸出:坂野(2011.1.24)返却(2011.1.28)
続編は、展開が最後らへんになるところころと良く変わるのでドキドキもんでした。これはゆっくり読むよりかは、一気に読んでしまった方がいいです。寝不足になる一冊でした。
貸出:Shin(2011.6.11)返却(2011.6.14)
確かに展開が早すぎる。他にやりたいことあるのに、一気に読んでしまいました。
例の主人公がたくさんパターンです。スリル・サスペンス好きには良いかもしれませんが、私には少し描写がきついです。何人もの人が殺されるとは思っていなかったので、読んでて怖かったです。
貸出:北野(2011.6)返却(2011.7.5)
悪夢の観覧車に続き、こちらもハイスピードで読んでしまいました。
先に悪夢の観覧車を読んでしまったので、前者に比べると感動は薄かったですが…。この作者の本はおもしろいと思います。
秀司:返却(2011.12.30)
かなりグロイ登場人物だらけでしたが、読みやすかったです。
オカマ強しですが、本当にあんなオカマいそうですね…。

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2011年12月30日

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