【感想・ネタバレ】もういちど(新潮文庫)のレビュー

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最高に面白かったです。今回は若旦那が赤ちゃんになってしまって、しかも元気。本当に面白かったです。体は無事に大人になったけど結局また病弱に戻ってしまいますが、それもまた若旦那の個性ですし。

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2024年01月18日

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ネタバレ

しゃばけシリーズ、第二十弾!
今回は、一太郎が「天の星の代替わり」に巻き込まれ、赤ん坊に戻ってしまいます。
元に戻れないことを楽しむ一太郎の姿が心に残ります。

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2023年12月27日

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ネタバレ

<目次>


<内容>
江戸の町は夏も雨が降らず、みんなが龍神に祈り、お酒を献げたら、酔っ払った龍神と天の石が衝突、その衝撃で若だんなは赤ちゃんになってしまった。それから元に戻るまでの1年が描かれる。近作はネタが尽きそうだけど、いろいろ考えるね。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 毎度お馴染み、しゃばけシリーズ第20弾である。暑さで倒れた一太郎。これだけならいつもの話だが、根岸の寮に一時移ろうとしていた一太郎が、赤ん坊に戻ってしまった! 長崎屋の面々は、どうしてこういう目にばかり遭うのか。

 体は赤ん坊に戻っても、頭脳は元のまま。10ヵ月ほどかけて一太郎の体も元に戻っていくのだが、成長の早さを怪しまれないよう定期的に引っ越す必要が生じる。当然、息子を溺愛する藤兵衛には会わせられない。よく10ヵ月も我慢させたな。

 「もういちど」。一太郎が赤ん坊に戻るきっかけにも突っ込みたいが、見た目は赤ん坊の一太郎の大冒険にはもっと突っ込みたいぞ。最後は助かるのがお約束とはいえ…。仁吉や佐助に叱られても、赤ん坊の一太郎には答えることができない。

 「おににころも」。見た目は5歳ほどになった一太郎。元気に動き回れることが嬉しくて仕方ない。頭脳も働くだけに、危ない橋を渡ってしまうのか。暑さで苦境に陥った、裕福な村の事情とは。江戸の世相という面も考えさせられる1編。

 「ひめわこ」。見た目は12歳ほどになった一太郎。芝居小屋通いをきっかけに、剣術に励む。体も元気で満更でもなさそうだが、何か起きるのがお約束。うーむ、この結末は…。強制終了と言うべきか。何とも苦い後味が残る。

 「帰家」。タイトルからわかる通り、見た目がほぼ元に戻り、長崎屋に戻った一太郎。せっかく体調も落ち着いていたのに、どうしてまたこんな目に…。それなのに、相手を怒るのではなく丸く収めてしまうのが、一太郎という男なのだった。

 「これからも」。だからさあ、何でこんな目にばかり…。一太郎でなくても寝込むだろうがっ! 実は結構な騒動なのだが、序盤で頭に入って来なくなった。

 ネタばれですみませんが、結局元の病弱な一太郎に戻ってしまった。正直なところ、解説の人のような優しい気持ちにはなれなかったよ。

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2024年02月18日

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