感情タグBEST3
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腹違いの兄、松之助さんのエピソードや、イケメン仁吉さんの失恋エピソードなど、周りのキャラクターの物語も加わってさらに厚みが出て、好みの作品に。
文庫の外伝を含めて、シリーズ作品がたくさん読めることがとてもありがたく、楽しみ。
私の脳内で、若だんなにラウールさん、仁吉さんは岩本照さん、佐助は宮舘涼太さんで読んでます。
匿名
若旦那と妖怪達のやり取りも両親の甘々なところも面白い。
松之助さんも居場所が出来て良かった。
栄吉の腕が上がったらな~
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シリーズ2作目は短編集ですが、なかなかに面白い。
仁吉の想い人がわかったのは良かったが、寂しくてため息です。
江戸の日常が分かるともっと面白くなりそうです。
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。
おまけに難事件もめいっぱい。
幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり……。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。
ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。
ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。
【シリーズご案内】
お江戸は日本橋。大店・長崎屋の一人息子である若だんなこと一太郎には秘密があった。
大妖の血を引く彼には、鳴家や猫又といった妖(あやかし)が見えるのだ。
しかも若だんなを支える手代、仁吉と佐助も、その正体は人ではなく妖なのである!
そんな病弱だけど、心優しく頭のきれる若だんなが、妖たちとともにお江戸の難事件を解決。
読めば気持ちがほっこりすること間違いなし、累計840万部突破の人気シリーズ「しゃばけ」の世界へようこそ!
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『空のビードロ』がおもしろかった、というかじーんとした。前回のお話で出てきていた一太郎のお兄さん松之助。こんな境遇にいたとは、びっくり。一太郎と再会できて良かった。いい人そうなので幸せになってほしい。
『虹を見し事』は切ないお話。時代こそ違えど、理不尽な事件に巻き込まれたり、想い人がいたり、というのは共通なんだなあと思った。
『仁吉の思い人』は、最後の最後に、あらあらそうだったの!という感じ。
『しゃばけ』ほど、がつーんとは来なかったけど、やはり読みやすく、妖たちがかわいいと思ってしまうこのシリーズ。
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仁吉が好きな人は絶対見たほうがいい!
キャラクターのそれぞれの歴史もシリーズを追うごとにわかってくるのかと思うとわくわくする
そしてどんどん妖たちが愛おしくなってくる
時々、表紙の妖たちを見ながら物語を追っていくと頭の中にキャラクターたちの表情が浮かんできて、それも楽しい
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続編ですが、説明も繰り返され、愛着も湧いてきます。おばあさんやお兄さんのエピソードもしっくりきました。病弱だけどとても賢い若だんなの活躍に胸が踊ります。普通に面白く、1巻よりサクッと読めました。大好き度❤️❤️
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6編からなる短編集
しゃばけシリーズ第二弾
今回も若旦那と二人の手代、そして可愛らしい妖怪たちのはちゃめちゃな犯人探しや謎解きが繰り広げられます!
ほっこりするような話や、心がチクっとする話、恋や人との別れ、ニコッとできてうるっとできるそんな小説。
個人的に最後の話「虹を見し事」は不思議でのめり込むように読むことができ、最後にはいたたまれない気持ちになりながら本を閉じました。
おすすめです。
「私は本当に、もっと大人になりたい。」
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シリーズ2作目という見方もあってか、やはりキャラクターが生き生きしています。
最後の解説にもあるように、ほんとに作者は江戸時代の風景やSF要素のある妖達をものすごく鮮明に描いています。
でもそれも難しい文章ではなく、するすると読める表現なのでどんどん頁が進んであっという間に読み終わりました。
次の作品も読もうと思います。
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今回は短編形式で栄吉や松之助、仁吉がメインのお話が出てきて面白かったです!
どの話もきらりと光る若だんなの鋭さよ。
最後の「虹を見し事」は妖怪が急にいなくなってしまうというもので、一太郎同様、不安になりながら読みました。
まだまだあるシリーズもの、最後まできちんと読み切りたいです。
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2巻も素敵な話ばかりでとても楽しい時間だった!シリーズまだまだあるけどいつかは終わりが来ちゃう。永遠に読んでいたい。
松之助の話は泣いちゃったし、仁吉の恋話の展開には良い意味で振り回されたり。
若だんなの成長も感じられ、じーんとした。
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若だんなが一作目よりしっかりしてきた印象。
妖怪たちがせっせと情報を集め、それを元に推理が冴える若だんなという構造が短編集によってパターンが固まったからなのか。
シリーズとして凄く人気がある理由がだんだん分かり始めて来ました。
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【再読】切ないお話が多かったなぁという印象。「仁吉の思い人」で、生まれ変わるにしても最初に好きになった人とは違うと思うんだけど、魂が同じなら違わないのか、とも考えてみたり。仁吉と佐助が兄やを頼まれた経緯とかも、今後読みたい。
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1作目を読んでないけど、なんとなく関係がわかりました。
大妖のお祖母様のお陰で、妖達から守護される主人公。
妖とのやりとりがほのぼのしていて、読みやすかった。
夏目友人帳を思わせる印象でした。
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収録作品
*ぬしさまへ/栄吉の菓子/空のビードロ/四布の布団/仁吉の思い人/虹を見し事
病弱の若旦那、一太郎と彼の周りにいる妖怪たちが繰り広げるシリーズ第2弾。
時代ものだけれど、読みやすく、ミステリの要素もしっかりあるので、楽しく読む。
妖たちが時に過剰にだけれど一太郎を大事に思っているのが相変わらずほほえましい。
今回は病弱であるがゆえに一太郎が抱える不安や意志が描かれていて、彼が身体は弱くとも心の芯はとても強く、そうであるがゆえに妖怪たちも慕っているのだろうなと感じる巻でした。
『栄吉の菓子』、『虹を見し事』がお気に入り。
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シリーズ2作目の本作は、短編6編集という構成でした。
大店の病弱な若旦那の一太郎を主人公に取り巻きの妖怪たちとの奇妙なコンビネーションで難解な事件を解決していくという展開ですが、今回は短編だけあって、どの話も端的にまとまった話ばかりで、かえって読みやすく面白かったです!
だんだんはまってきたので、次いってみます!
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【しゃばけシリーズ02】
短編集。
若だんなのまわりの主要な登場人物のキャラ(栄吉や松之助・仁吉)が際立つようなお話が多く面白かった。
「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見しこと」の6篇収録。
何度読んでも面白い。
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表紙の犬神可愛い〜♪
この本は「しゃばけシリーズ」の2冊目。
短編集です。
6話入ってるんだけど、どれもしっかり面白い!!!
3話目 空のビードロは、長崎屋じゃなく松之助兄さんの話で、若だんなも佐助も仁吉もでてこないからがっかり・・・かと思ったらとっても良かったよ〜〜。
松之助兄さんはこれまでずっと運が悪くていいことのない暮らしだったろうに、とっても心の優しそうな人で泣けてきたよ。
かわいそうな番頭さん。助かってほしかったな。。。。なんだか悲しすぎる。よし。助かったことにしとこう。
そして仁吉の思い人。
ドラマ見たからばあちゃんが好きだってことはわかってたんだけどね。
他の人をずっと想っている相手を1000年もそばで見守り続けたって。。。
読んでるこっちの胸が痛みます(;;)
佐助ったら、こんな話を餌にするなんて!
最後の話、絶対若だんなは皆に嵌められてるわ〜って思って読んでたけど、思ってたよりいっぱいいろんなことが起きてた。
よかった〜、思ってた通りじゃなくて♪ただ、若だんなへのお仕置きじゃぁ冷た過ぎるもんね。
佐助の「若だんなは一人でいたほうが具合がよさそうですね」って台詞が嫌味なのかちょっと拗ねてるのか、なんか可愛かった(笑)
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①ぬしさまへ
憎悪が動機のサスペンス系の話。
ハッピーエンドとかではない。
②栄吉の菓子
栄吉の菓子がとってもまずいことと心根が優しいことがわかる話。個人的にはハッピーエンドと言えなくもない。
③空のビードロ
第一巻の時の(一太郎の兄)松之助視点の話。
お互いを思う一太郎と松之助の兄弟の情に感動する。一番好きな話。大ハッピーエンド。
④四布の布団
最終的に改心する的な話。
一太郎の精神的な部分の成長を感じる。
人は死ぬけど物語の筋的にはハッピーエンド。
⑤仁吉の思い人
タイトルのまんま
仁吉推し女からしたら若干見るの躊躇った
誰も死なない話。もやっとした最後。
⑥虹を見し事
まずまずのバッドエンド
これを最後に持ってくるか…。
一太郎の成長には欠かせない話とは思う。
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六つの話からなる短編集。長崎屋の若だんな一太郎が、彼を見守る妖怪たちの力を借りつつ、江戸を騒がす難(怪)事件を解き明かしていく。
どの話も面白かった。ただ『虹を見し事』の話の中で、女中のおまきや松之助の幻は説明がつくとしても、月の光を水からすくえたり、ギヤマンの酒杯が筵から出てきて、その中で魚が泳いだりしたのはどうしてだろうと、疑問が残る。
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「しゃばけシリーズ」第2弾。病弱だけど聡明な一太郎が、ちょっと人とは感覚のズレた憎めない妖(あやかし)たちと謎解きをしていく話。第1弾とは違い、「ぬしさまへ」を含めた5つの短編集。
正直言うと、おれが疲れた体で読んでいたせいか、初めの「ぬしさまへ」のストーリーがあんまり入って来なかったし、3つ目の「空のビードロ」の話は、おれが本当に大嫌いな、動物虐待(犬や猫がむごい形で殺される)の描写があって、ちょっとイマイチかなあと思ってしまったが、「仁吉の思い人」の話で、ずっと出てきていたキャラクターの人間臭い内面の話が、謎解きそのものよりも面白いと思ったし、最後の「虹を見し事」は、謎解きも面白い上に、一太郎の人間的な成長、純粋さというものを感じることができ、そしてちょっと悲しい雰囲気というもののせいで、全体が印象深い本となった。キャラクターに深みが増す、という感じ。それにしても、本当に鳴家(やなり)という小鬼がかわいすぎる。グレムリンみたい。特に「栄吉の菓子」の話に出てくる鳴家は犯罪的にかわいい。キャラクターについてもっと知りたいということに加えて、この鳴家の描写を読みたくて、このシリーズを読み続けたいと思う。でも本当に「虹を見し事」みたいに、このシリーズに鳴家が出てこなくなっちゃったら、悲しいなあ、と思いながら。(21/06/22)
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妖の孫である若旦那とそれを取り巻く妖たちが街で起きた事件を解決していくと言う話と若旦那に付けられた僕の大妖の2にんが活躍する。まあ、軽い読み物として面白い。結構後になっても続きが読みたくなる。ただし、感動はちょっと希薄。何にも読むものがない時の軽い読書にはいいね。
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しゃばけシリーズの二作目です。
六編が収録された短編集なのですが、主人公の若旦那以外にもスポットを当てた作品が多く、シリーズものの楽しさを満喫させていただきました。
妖(あやかし)たちの、人とはちょっとずれた感覚も読んでいて面白いですね。
それぞれが持つ個性も、際立つように感じます。
内容は、人の心の裏側に潜むものを露わにする印象が強く、作品ごとに悲しさや切なさが浮き彫りにされる、そんな風に思いました。
裏表紙に書かれた、「きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎…」という一文には、ちょっと笑ってしまいますね。
病弱ながらもその安楽椅子探偵ぶりは、前作同様冴えていて立派でした。
シリーズ三作目もとても楽しみです。
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第2巻からは短編集のようです
浅い話、深い話いろいろあります
1巻から気にはなっていましたが、やたらと括弧書きが多いですね
作者の癖なのでしょうか?
主人公の心の声が主ですが、家鳴りの声になることもあるようです
必要だとは思えなく、使わない方がすっきりすると思うのですが・・・
このシリーズ、主人公を気に入れば、作品を好きになれるのでしょう
私には徐々に妖化しているように思えてなりません
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しゃばけの2冊目
今回は短編集になってる感じ
仁吉は今で言うイケメンだけど
妖だから人間とは180℃(ぐらい?かな)感覚がずれてて
ラブレター貰っても読まないし、読む気ないし
でも、そんな仁吉がただ1人思いを寄せたのは
一太郎のおばあちゃん
佐助は今で言う細マッチョかな?
もてそうだけど一太郎以外の一番はいない
そんな手代2人と一太郎の掛け合いが好きです
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前作「しゃばけ」と違って、短編集でした。
こっちの方が読みやすかったな。
前回のはなんだか「まだ引っ張るのか、まだ引っ張るのか」と思いながら読んでいた気がするから。
若だんなのお兄さんのこともスッキリしたし、仁吉の恋話まで楽しめて、おもしろかった。
こんな風に、主人公だけでなく、周りの人のこともしっかり書いてくれてる話って大好き。
仁吉のことが出てきたら、いつかは佐助のことも出てきたりするのかな?
Posted by ブクログ
前作「しゃばけ」は長編だったが短編の方が断然良い。
キャラも固まってきた様子。
クールビューチィーな彼の別の一面を垣間見れる「仁吉の思い人」が良かった。