深夜12時に開店。メニューは4品しかないけれど、食べたいものを注文すればマスターが作ってくれる歓楽街の端にある小さなお店「深夜食堂」。ドラマ化で既にご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここには毎晩、個性豊かで、職業もさまざまなお客たちが集まってきます。例えば、ヤクザやストリッパー、ゲイバーで働くニューハーフ、OLなどなど。左目に切り傷があるマスターを中心に、マスターと客同士の交流が描かれ、その会話に思わず顔がニヤけたり、心がホッコリ温まります。さらに、お客が注文する思い入れのある料理には、どこか懐かしい味がして、見ている側も食べたくなってきます!思わず私は、レシピはもとより、現実に「深夜食堂」がないかネットで検索してしまいました…。太る危険性大、要注意です!
ぜひ食欲の秋にご一読ください♪
感情タグBEST3
料理よりも味のある味のあるお話が多かったですね。特によかったのは「オイルサーディン」で、伝説のAV監督が恋した女の子がある日…。
オチも含めて好きなお話です。それにオイルサーディンて食べたことないので是非一度この食べ方をしてみたいです。
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深夜にやってる何でも作ってくれる食堂の話。
男女の話が多いんだけど、日本昔ばなしみたいな絵なので、サラッと読めます。ドラマもお勧め。
ねこまんまの話が特に好きです。
ソースの味で母の不貞に気づく
「中濃ソース」はなんだか実際にありそうな話。大人っていろいろあるし、ここに出てくる人たちは特に人生の不条理を感じさせる話が多め。おからの話の小寿々さんの気遣いは粋でかっこいい。
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「ゴーヤー」「タコぶつ」「食後の一服」「豚の角煮」「オイルサーディン」「桜でんぶ」「中濃ソース」今回特に好きだったのは、「中濃ソース」かな。唐突な哀しい終わり方がとっても好き。誰に対して腹を立てたらいいのか分からなかっただろうな、無情を感じた。この巻は全体的に世間から爪弾きにされたような人たちが多く登場する、二号さんだったり、結婚詐欺師、保険金殺人犯だったりバツ5の人、伝説のAV監督だったりヤクザなどアウトレイジが沢山登場してた。そして最後に「油揚げ」の回で東北震災のことを扱っている。作者のいつもよりまして人間への優しい眼差しが垣間見えた気がする。
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新刊もばっちり買いました。
ここんとこ、男と女の話とか親子の話が多かったので、
第110夜『目玉焼き』は新鮮で面白かった!
めしやのマスターのドッペルゲンガーが現れる話。
不思議なお話でした。たまにはこういうのも良いね。
震災後の話を一番最後にもってくる構成にホロリ。
ひとりでいるのが怖かった震災直後のことを思い出しました。
東京の片隅に本当にこんな食堂があったらいいのに。
Posted by ブクログ
これまで通り可もなく不可もなくな展開だけど、しみじみとした語り口と、決して気取っていない美味そうな料理の数々が登場して、今回も楽しめました。オイルサーディンのやつは一度試してみたいっ!